コラム

SNS動画制作に取り組むべき理由とは?配信向けSNSと拡散されるコツ

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TMS編集部

「SNS動画制作に取り組みたいけど、どこから始めればいいのかわからない」
「自社でも動画を制作できるのか、制作会社に依頼すべきか迷っている」

SNS動画は現代のマーケティングにおいて欠かせない要素となりました。

特に2025年では、ショート動画のさらなる進化やAI技術の活用が注目され、多くの企業がSNS動画を活用したマーケティングに力を入れています。

この記事では、SNS動画制作の基本や制作方法、安心して委託できるおすすめの制作会社などを紹介しています。

最後まで読めば、自社に最適なSNS動画戦略を立案し、効果的な動画制作ができるようになるでしょう。

目次

1.SNS動画制作に取り組む企業が増えている理由

企業がSNS動画制作に注目する理由は、動画コンテンツが持つ圧倒的な訴求力とエンゲージメント効果にあります。

ここでは、なぜ多くの企業がSNS動画制作に取り組んでいるかを解説します。

SNS動画制作に取り組む企業が増えている理由

  1. 動画を主体としたSNSの普及
  2. 動画が高需要のコンテンツになっている

(1)動画を主体としたSNSの普及

SNSプラットフォームの進化により、動画が主要コンテンツとなっています。

TikTokはもちろん、Instagramでもリールの滞在時間が全体の約50%に達する勢いとなっており、動画コンテンツの重要性が増していることがわかります。

また、ユーザーの約80%が1日に1回以上ショート動画を視聴しているというデータも報告されており、動画視聴が日常的な行動として定着しています。

YouTubeショーツやInstagramリール、TikTokなど、各プラットフォームが競うようにショート動画機能を強化していることも、企業が動画制作に注力する理由の1つです。

(2)動画が高需要のコンテンツになっている

動画コンテンツは静止画やテキストと比較して、格段に高いエンゲージメント率を記録しています。

動画は見る人の記憶に残りやすく、また近年のようにショート動画で短時間で情報収集ができることから人気となっています。

さらに、Z世代は本音やリアルさ”何よりも重視しており、ありのままの体験や等身大の声には強く共感し、積極的にシェアしたり反応したりします。

このような消費者の変化も、企業が動画制作に力を入れる背景となっています。

2.動画配信に適したSNSとは

効果的なSNS動画マーケティングを行うためには、各プラットフォームの特性を理解することが重要です。

動画配信に適したSNSとその特徴を紹介します。

動画配信に適したSNSとは

  1. YouTube
  2. TikTok
  3. X
  4. Instagram
  5. LINE

(1)YouTube

YouTubeは世界最大の動画プラットフォームとして、幅広い年代のユーザーに利用されています。

長尺動画から最近人気のYouTubeショーツまで、さまざまな動画形式に対応しており、企業の動画マーケティングには欠かせないプラットフォームです。

YouTube動画のメリットは、検索エンジンとしての機能も持っていることです。

ユーザーが特定の情報を求めてアクセスしてくるため、教育的コンテンツやハウツー動画で高い効果を発揮します。

また、広告機能も充実しており、ターゲティング精度の高い動画広告の配信が可能です。

企業が成果を出すためのYouTube動画の制作のコツや、事例について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

2025.08.26

企業が成果を出すYouTube動画制作のコツ|外注と自社制作のメリット

(2)TikTok

TikTokは短尺動画に特化したプラットフォームとして、特に若年層に絶大な人気を誇っています。

エンタメ性のあるテンポの良いショート動画で、視聴者に笑いや学びを届けることができることから、多くのユーザーがTikTokを活用するようになりました。

またTikTokは拡散性に富んでいることもあり、マーケティングの手法として多くの企業に注目されています。

ユーザーがお気に入りした動画に近いものを表示させるなどアルゴリズムが優秀で、質が高いコンテンツなら短期間で大きな拡散が得られるのが特徴です。

(3)X

Xは、140文字以内の短文テキストが主体のSNSでしたが、近年は動画配信先としても注目されています。

動画を視聴したユーザーがいいね!や再投稿をすることで、別のユーザーにも動画を閲覧してもらえる拡散性が特徴です。

Xユーザーは基本的に「リアルタイムで情報をサクッと知りたい」層が多いので、TikTokと同じくショート動画の配信に適しています。

また長尺動画をYouTubeに投稿し、投稿のお知らせとしてハイライト動画をXで投稿するなど、通知の役割をXに持たせている企業も多く見られます。

(4)Instagram

Instagramは日本国内で6,600万人以上(※2024年時点)が使用しているSNSです。

ユーザーの約6割が女性で、特に20〜30代の女性に人気があります。

クオリティの高い動画をアップロードしてビジュアル訴求をするのが得意なSNSで、最近はインスタリール(ショート動画)が人気を博しています。

インスタリールはInstagramのアルゴリズムで優先的に表示されやすいこともあり、インフルエンサーだけでなく企業も盛んに動画を制作して投稿しています。

Instagramのショート動画について、詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください。

2025.08.26

Instagramのショート動画とは?集客に役立つ理由や作り方・実際の事例も紹介

(5)LINE

LINEとは、リアルタイムでのメッセージのやり取りができるSNSです。

国内ユーザー数は2025年6月末で9,900万人を超えており、日本人の多くが活用しているコミュニケーションツールといえます。

LINEは単なるチャットツールではなくSNSの機能も兼ねており、LINE VOOMでの動画投稿が可能です。

また、LINE公式アカウントで友だちに対して動画を配信して新商品の情報を訴求するなど、幅広い使い方ができます。

3.SNSの動画制作で押さえるべきポイント

効果的なSNS動画を制作するためには、各プラットフォームの特性に合わせた戦略が必要です。

SNS動画制作で押さえるべきポイントを理解しておきましょう。

SNSの動画制作で押さえるべきポイント

  1. 配信するSNSに応じて長さを調整する
  2. SNSの特性に合わせたコンテンツを制作する
  3. ストーリー性をもたせる
  4. 画質やクオリティにこだわる

(1)配信するSNSに応じて長さを調整する

各SNSプラットフォームには、ユーザーが好む動画の長さの傾向があります。

近年では、動画の中でも60秒以内のショート動画の人気が高まっており、2025年もショート動画の人気は継続すると考えられます。

各SNSで投稿できる動画の上限と推奨される時間をまとめました。

プラットフォーム 長さの上限 エンゲージメントを狙う推奨尺
TikTok アプリ:10分/アップロード:最大60分 60秒以内、21~35秒理想、説得内容は60秒〜
Instagram Reels 最大3分(2025年より) 15〜30秒(保持)、60秒(視聴)、2分(拡散)
YouTube Shorts 最大3分 60秒以内重視(完成率高い)
YouTube 長尺動画 制限なし(通常3〜10分が多い) 教育系は10分超えでも視聴維持できる可能性が高い

YouTubeに長尺動画を投稿し、ハイライト版をYouTubeショートやTikTokに投稿するなど、使い分けをするのがおすすめです。

(2)SNSの特性に合わせたコンテンツを制作する

各SNSのユーザー層や利用シーンに合わせたコンテンツ制作も重要です。

例えば、Instagramは美容や旅行、グルメなどビジュアルに特化したコンテンツを好むユーザが多く、TikTokはエンタメを求めるユーザーが集まっています。

また、YouTubeは長尺で本格的情報収集する際に使うユーザーが多いので、それぞれのSNSで好まれる動画の傾向を理解して、動画制作プランを立てましょう。

採用目的でSNS動画制作をするなら、YouTubeに本格的な会社紹介動画やブランディング動画をアップし、TikTokには『先輩社員が語る会社の良いところ』のようなポップなノリの動画をアップするのが良いでしょう。

(3)ストーリー性をもたせる

短い動画の中でも、視聴者の心に響くストーリーを構築することが大切です。

問題提起→解決策の提示→行動喚起を意識するのが基本で、これにより最後まで見たくなる動線を設置できます。

特に商品やサービスを紹介する場合は、ただの機能説明では弱いので、ユーザーが抱える課題を起点に「どう解決できるか」という物語に落とし込むと、自然に共感を得やすくなります。

さらに感情を刺激する要素である驚きや安心感、ワクワクなどを盛り込むようにすることで、より印象に残る動画に仕上げられるでしょう。

(4)画質やクオリティにこだわる

いまや動画は 4K解像度・60fps にも対応できる時代なので、最低限の画質を担保することは当然の前提と言えます。

視聴の大半はスマートフォンなので、小さな画面でも文字や映像が見やすい構成を意識することが、離脱を防ぐポイントです。

さらに、音声クオリティは想像以上に視聴体験を左右します。

ノイズを抑えたクリアな声は、最後まで集中して見てもらうための必須条件です。

加えて、照明・構図・色味といった撮影の基本を押さえることで、高クオリティな動画を作成することができるでしょう。

4.SNSの動画制作にかかる費用の目安

SNS動画制作の費用は、制作方法や内容によって大きく異なります。

適切な予算設定を行うためにも、各パターンでの費用相場を理解しておくことが大切です。

SNSの動画制作にかかる費用の目安

  1. 自社で制作する場合の費用
  2. 外注した場合の費用

(1)自社で制作する場合の費用

自社制作の場合、初期投資として編集ソフトや機材の購入費用が必要です。

基本的な動画制作に必要な機材一式は10万円から30万円程度で揃えることができます。

もっとも、スマートフォンでの撮影であれば、さらに低コストでスタートすることも可能です。

また、撮影専門のスタッフを雇用せず自社の既存社員のみで動画を制作するなら人件費もかかりません。

ただし、継続的なSNS動画制作と投稿を考えると専任チームは必要になるため、動画制作の経験がある人材確保など、体制構築のコストは検討しておくべきです。

(2)外注した場合の費用

外注する場合の費用は、依頼内容と制作会社のレベルによって大きく変動します。

以下、3つのパターンに分けて解説していきます。

#1:簡易的な編集のみ依頼する場合

撮影素材は依頼者側で用意し、編集作業のみを外注するような場合、1分のショート動画を企業に依頼すると、基本的な編集でも10,000円から15,000円ほどかかります。

SNS投稿・SNS広告用の動画制作の相場は、1本あたり1万円〜70万円と幅がありますが、簡易的な編集であれば比較的低コストで依頼可能です。

具体的には、カット編集、テロップ追加、BGM挿入といった基本的な作業が含まれます。

#2:企画や撮影から依頼する場合

企画立案から撮影、編集まで一貫して依頼する場合、動画制作会社・フリーランスに依頼した場合の平均相場は、30万円から200万円程度が相場です。

商品・サービス紹介動画の制作費用は、一般的に約30万〜約100万円が目安となっており、企画の複雑さや撮影規模によって価格が変動します。

この価格帯では、プロのカメラマンやディレクターによる撮影、専門的な編集作業、音響効果の調整などが含まれます。

#3:大規模キャンペーンの動画を依頼する場合

大規模なキャンペーン動画や高度な演出を要する場合、制作費用はさらに高額になります。

このレベルでは、著名なタレントやインフルエンサーの起用、高度なCG・アニメーション、大規模な撮影セットなどが含まれる場合があるためです。

相場は200万円以上、制作期間が数ヶ月に及ぶような大作の場合は1,000万円を超えることもあり、内容によって費用は大きく変動します。

5.自社でSNSの動画制作する場合に必要なもの

自社でSNS動画制作を行う場合、適切なツールと機材の選択が欠かせません。

初期投資を抑えながらも、一定のクオリティを確保できる環境を整備することが重要です。

自社でSNSの動画制作する場合に必要なもの

  1. 編集ソフト
  2. カメラ
  3. 出演者

(1)編集ソフト

動画編集ソフトは、SNS動画制作の要となるツールです。

用途や予算に応じて、適切なソフトウェアを選択することが大切です。

編集ソフト

  1. CapCut
  2. InShot

#1:CapCut

CapCutは誰でも簡単に使える動画編集ソフトで、多くのユーザーに愛用されています。

CapCutは、使いやすい動画編集機能、無料のアプリ内フォントとエフェクト、キーフレームアニメーション、スムーズなスローモーション、クロマキー、手ぶれ補正などの無料の高度な機能を提供しており、初心者から上級者まで幅広く活用できます。

また、TikTokで流行っているエフェクトやテンプレートが多く、トレンドに合わせた動画を作りやすいです。

ただし、capcutの編集素材の 一部は商用利用ができないものもあるので、よく注意して使いましょう。

#2:InShot

InShotは月間4500万人以上のユーザーと8800万回以上のダウンロードを獲得し、非常に人気がある動画編集アプリです。

InShotはシンプルさと使いやすさを重視しています。

主にクリップのトリミングや編集、分割に使用されるため、簡単な編集や直感的に操作できるソフトを求める人に最適な選択肢です。

基本的な機能が一通り揃っているだけでなく、選べるキャンバスサイズ(動画の幅や高さの組み合わせ)が多いため、色々なメディアに最適化した動画をつくれます。

商用利用も可能なため、ビジネス用途にも安心して使用できるでしょう。

(2)カメラ

動画制作におけるカメラ選択は、予算と求める画質レベルによって決まります。

カメラにもさまざまな種類があるので、ご自身の作りたい動画のイメージに合わせて、購入するカメラを検討することが重要です。

なお、スマートフォンのカメラでも十分高品質な動画撮影が可能であり、多くのSNS動画がスマートフォンで制作されています。

iPhone 14 Pro以上やGoogle Pixel 7 Pro以上の機種であれば、4K撮影にも対応しており、プロレベルの映像品質を実現できます。

(3)出演者

SNS動画の出演者は、ブランドの顔となる重要な要素です。

自社の社員が出演する場合は、カメラ慣れしていない可能性を考慮し、事前の準備や練習を十分に行うことが大切になります。

プロの演者に依頼する予定だったが、社員に出演してもらうことでコストを抑えることも可能ですが、品質とのバランスを考慮する必要があります。

外部のタレントやインフルエンサーを起用する場合は、ブランドイメージとの整合性を重視して選ぶのが良いでしょう。

6.SNSの動画制作は制作会社への依頼がおすすめ

継続的で効果的なSNS動画マーケティングを実現するためには、専門の制作会社への依頼が最も確実です。

なぜプロに依頼するのがおすすめなのかを説明します。

SNSの動画制作は制作会社への依頼がおすすめ

  1. 専門家に動画制作を委託できる
  2. 自社リソースをメイン業務に集中できる
  3. クオリティの高い動画を制作できる

(1)専門家に動画制作を委託できる

動画制作会社には、企画から撮影、編集まで、各工程に専門性をもつプロが集まっています。

動画制作会社には、撮影のプロや編集のプロ・企画のプロが集まっており、そのノウハウをフル活用して動画制作してもらえるのがメリットです。

また、SNSに強い動画制作会社は、各プラットフォームの特性やトレンドを熟知しており、SNS媒体の特性を活かした動画制作作りが可能です。

(2)自社リソースをメイン業務に集中できる

動画制作を外注すれば、社内リソースをコア業務に専念させることができます。

依頼先の選定やスケジュール管理といった煩雑な業務から解放され、本来の事業活動に集中できる点は大きなメリットです。

動画制作は企画・撮影・編集・配信と工程が多く、それぞれに専門知識と時間が必要です。

内製化する場合は学習コストや時間投資が避けられませんが、外注ならその負担を大幅に軽減できます。

(3)クオリティの高い動画を制作できる

動画制作の外注により、動画のクオリティも担保できます。

企業だからこそ用意できるキャストや機材、撮影場所などのリソースを活用できるためです。

プロの制作会社はブランドイメージを高める映像表現のノウハウを持ち、企業の価値を的確に伝える動画を安定的に提供できます。

この「高品質を継続できる」という安定性は、動画活用において非常に重要な要素といえるでしょう。

7.SNSの動画制作に強みをもつ会社10社

SNS動画制作を専門とする制作会社は数多く存在しますが、それぞれに特色と強みがあります。

おすすめの制作会社を10社紹介するので、選定の参考にしてください。

SNSの動画制作に強みをもつ会社10社

  1. TMS Partners株式会社
  2. 株式会社シェアコト
  3. 株式会社ラップ
  4. 株式会社Lumii
  5. Crevo株式会社
  6. 株式会社ロックハーツ
  7. 株式会社アビリブ
  8. 株式会社CREAVE
  9. 株式会社フェリエスト
  10. StockSun株式会社

(1)TMS Partners株式会社

TMS Partners株式会社は、SEO対策とマーケティングを融合させたデジタル戦略を得意とする会社です。

SNS動画制作においても、検索エンジン最適化を意識した戦略的なアプローチを提供しています。

動画の撮影はもちろん、SNSの運用代行なども依頼できるなど、制作から投稿や広告運用まで幅広く委託が可能です。

さらにLP作成や改善なども包括的に任せられるため、SNSの動画からの動線を整えたい企業にもおすすめです。

(2)株式会社シェアコト

株式会社シェアコトはSNSの運用代行に強みを持つ制作会社です。

ショート動画制作サービスも提供しており、ショート動画の企画やコンセプト設計まで一貫して委託できます。

さらに、同社は自社専用スタジオを保有しており、そこで商品撮影やリール動画の撮影ができるため動画撮影を自社で実施し、編集と運用のみ委託するといった形式の契約も可能です。

(3)株式会社ラップ

株式会社ラップは、福岡に本社をもち、東京への進出も果たしている会社です。

特にTikTokやInstagramリールなど、音楽が重要な役割を果たすプラットフォーム向けの動画制作で高い評価を得ています。

クリエイティブなアイデアと技術力を組み合わせ、印象に残る動画コンテンツの制作を実現できるのが強みです。

若年層をターゲットとしたブランドのSNSマーケティングには特に適した制作会社といえるでしょう。

(4)株式会社Lumii

株式会社Lumiiは、動画制作費用を抑えて高品質な動画を制作できる会社です。

SNS動画の制作はもちろん運用代行やコンサルティングサービスを提供しており、動画制作やチャンネル運用の部分まで任せられます。

これまで1,000本以上の動画を制作した実績から、豊富なノウハウで高品質な動画を制作します。

(5)Crevo株式会社

Crevo株式会社は、アニメーション動画制作に強みをもつ動画制作会社です。

実写では表現困難な抽象的なコンセプトや複雑なサービスを、わかりやすいアニメーションで表現することを得意としています。

もちろん実写動画での対応も可能で、クライアントの要望やSNSの特性に合わせて動画制作が可能です。

(6)株式会社ロックハーツ

株式会社ロックハーツは、SNS動画制作や広告運用に強みをもつ企業です。

技術的なサポート体制が充実しており、安定したライブ配信環境の構築から運用まで総合的にサポートします。

さらに、広告運用やコンテンツSEOなどまで対応できるので、LPを強化してSNS動画投稿と並行して進めるような方法にも対応できます。

費用は見積もり後に詳細を伝える形になるので、興味がある方はまず問い合わせをしてみましょう。

(7)株式会社アビリブ

株式会社アビリブは、インフルエンサーマーケティングと動画制作を組み合わせたサービスを提供する制作会社です。

適切なインフルエンサーのキャスティングから動画制作、効果測定まで一貫したサポートを行います。

特にZ世代向けのブランディングにおいて、リアルな訴求力を持つ動画制作を実現可能です。

(8)株式会社CREAVE

株式会社CREAVEは、クリエイティブなアイデアを重視した動画制作を得意とする制作会社です。

SNSアカウント運用プランでは、動画撮影から投稿代行、レポーティングまでワンストップでSNS動画についての仕事を委託できます。

また、広告運用のみの委託なども可能なので、動画を自社で制作して広告として運用するような活用も可能です。

(9)株式会社フェリエスト

株式会社フェリエストは、ショート動画制作に強みをもつ会社です。

SNS運用代行からショート動画制作、インフルエンサーマーケティングまで、SNSのマーケティングを全般的に委託できるサービスが揃っています。

動画撮影のキャスティングなども代行してもらえるので、手間なくインフルエンサーとのタイアップをしたい企業にもおすすめです。

(10)StockSun株式会社

StockSun株式会社は、担当者を選べるのが特徴の動画制作会社です。

依頼の際に担当者を選択できるため、担当者がコロコロ変わったり、毎回動画の制作方針を説明しなければならないなどの手間がありません。

もちろんデジタルマーケティングについてのノウハウも豊富で、動画制作を網羅的に支援可能です。

8.SNSの動画制作についてよくある質問

SNS動画制作を検討する際に、多くの企業が抱く疑問や不安をまとめました。

SNSの動画制作についてよくある質問

  1. 社内で動画制作するのと、外注するのはどちらが良いですか?
  2. SNS動画の制作期間はどれくらいかかりますか?
  3. 動画制作会社に配信や運用まで依頼できますか?

(1)社内で動画制作するのと、外注するのはどちらが良いですか?

動画制作の方法は、社内制作と外注のどちらを選ぶかによって特徴が大きく異なります。

判断のポイントは「企業の規模」「予算」「継続性の有無」です。

項目 社内制作 外注
メリット ・コストを抑えやすい
・スピード感を持って対応できる
・ブランドメッセージを一貫して反映しやすい
・プロならではの高品質な動画を確保できる
・最新の機材やノウハウを活用できる
・著作権・法的リスクにも対応してもらえる
デメリット ・スキル不足で動画の質に限界が出やすい
・人材・機材の確保に追加投資が必要
・制作期間が長くなる傾向がある
・外注費用が発生する
・依頼や調整の工数がかかる

短期的、試験的に始めたいなら自社制作を進め、継続的に品質の高いSNS動画を制作・投稿し続けるならプロに依頼しましょう。

(2)SNS動画の制作期間はどれくらいかかりますか?

SNS動画の制作期間は、動画の複雑さや制作工程の範囲によって大きく変わります。

制作内容 期間の目安 特徴
簡易編集のみ 2日〜1週間 素材提供後、カットやテロップ挿入中心で完成
企画〜撮影〜編集 2週間〜1ヶ月 一般的なSNS動画の制作フロー
大規模プロジェクト 3ヶ月以上 大型キャンペーンや多数本数の制作に該当

制作期間は、修正回数や承認プロセスの複雑さでも変動します。

急ぎの案件なら、事前に制作会社へスケジュール短縮の相談するようにしましょう。

(3)動画制作会社に配信や運用まで依頼できますか?

多くの制作会社は、動画制作だけでなく配信・運用サポートまで一貫して対応しています。

項目 内容 相場
基本制作のみ 動画の企画・撮影・編集 本数や内容に応じて変動
制作+配信運用 SNS広告運用、投稿代行、効果測定まで対応 月額10万〜50万円程度

配信や運用まで任せれば、制作から成果測定までワンストップで実行でき、より効果的なSNSマーケティングにつながります。

ただし、費用は制作費とは別枠になるため、予算計画に含めて検討することが重要です。

制作会社を選ぶ際には、運用サポートの有無とその内容を必ずチェックしておきましょう。

まとめ

SNS動画制作は、現代のデジタルマーケティングにおいて欠かせない戦略です。

成功のポイントは、各SNSプラットフォームの特性を理解し、ターゲットに適したコンテンツを制作することです。

自社制作と外注のメリット・デメリットを理解し、企業の状況に応じた最適な選択を行いましょう。

継続的で効果的な動画マーケティングを実現するためには、適切なパートナー選びが重要になります。

SNS動画制作でお悩みの方は、ぜひTMS Partners株式会社にご相談ください。

SEO対策からSNSマーケティングまで、デジタル戦略を総合的にサポートいたします。

お問い合わせは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事の投稿者
TMS編集部
TMS編集部
京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。