【意味がない?】メタキーワードはSEO効果なし?効果の高いメタタグとは
「SEO対策でメタキーワードが出てくるけど、絶対に記述しないといけないの?」
「メタキーワードにSEO効果はないと聞いたけど本当?」
Googleは2009年にメタキーワードを検索順位評価の指標としていないことを明言しました。
確かにSEO効果はないものの、メタキーワードの設定にはメリットもあります。
この記事ではメタキーワードの概要や記述方法、メタキーワードがSEO効果がない理由やSEO効果が期待できるメタタグを解説。
最後まで読めばメタキーワードの概要について理解し、メタタグをSEO対策に活かせます。
SEOにおけるメタキーワードとは?
SEOにおけるメタキーワードとは、metaタグの1つでコンテンツやWebサイトが「何について書かれているか」を示すキーワードです。
検索エンジンに対して「このサイトは〜がテーマのサイトである」と伝える役割を持ちます。
メタキーワード以外にも、metaタグは以下のようなものです。
- titleタグ
- meta description(メタディスクリプション)
- ビューポートタグ
- noidex・nofollowタグ
- OGPタグ
- 文字タグ
これらのタグをつけることで、適切に検索エンジン側にコンテンツの内容・キーワードを伝えることができます。
メタキーワードの記述方法
メタキーワードは以下のように記述します。
<meta name=”keywords” content=”キーワード,キーワード,キーワード”>
カンマ区切りをして複数のキーワードをメタキーワードとして設定できます。
メタキーワードにSEO効果はない?
2022年現在では、メタキーワードはSEO効果がないと言われています。
- Googleが「メタキーワードはSEOに関係ない」と明言した
- メタキーワードを設定しても悪評価には繋がらない
なぜメタキーワードがSEOに関係がないのか、詳細を説明します。
Googleが「メタキーワードはSEOに関係ない」と明言した
Googleは2009年に「メタキーワードはSEO評価に関係しない」と明言しています。
2009年9月21日に「Google はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しません」というブログを公開。
そのブログの中で、メタキーワードは検索ランキング評価に使用しないと発言しました。
理由としてはコンテンツに関係のないキーワードを詰め込んで、検索意図と関係のないページを上位表示させるなど悪質なSEOを行うサイト運営者が多かったからです。
現在Googleは、サイトコンテンツ内のキーワードはGoogle側で判断できるアルゴリズムを持っており、メタキーワードの入力は必要ないと発言しています。
メタキーワードを設定しても悪評価には繋がらない
すでに自社サイトにメタキーワードを設定している場合、削除した方がよいか迷いますよね。
メタキーワードが設定してあることで、ペナルティを受けることはありません。
Google側は「メタキーワードを無視している」と発言しており、メタキーワード自体の存在を評価に使うことがないからです。
仮にメタキーワードを設定してあっても悪評価につながることはないので安心してください。
メタキーワードを記述するメリット
メタキーワードはSEO的に意味がないことが分かりましたが、記述するメリットはあるのか気になりますよね。
サイトにメタキーワードを設定すると、以下のようなメリットがあります。
- 重複コンテンツを避ける
- 上位表示したいキーワードを意識したコンテンツ作成ができる
メタキーワードを使用したい方は参考にしてください。
重複コンテンツを避ける
メタキーワードを設定することで、重複コンテンツを避けるのに役立ちます。
重複コンテンツとは、自社サイト内に内容が重複したコンテンツが複数存在することです。
検索エンジン側はこのようなコンテンツの重複を感知すると、検索結果を下げるペナルティを与えるケースがあります。
あらかじめメタキーワードを設定してまとめておくと、似たようなコンテンツを作成していると気づけるでしょう。
コンテンツの重複を避けるよう方向性を変えたり、記事内容を統合するといった対策が取れます。
特に自社サイトの更新を複数担当が自由に行うような場合は、メタキーワードが活用できるでしょう。
直接のSEO効果はありませんが、メタキーワードによって検索エンジンからのペナルティを回避できます。
上位表示したいキーワードを意識したコンテンツ作成ができる
メタキーワードを設定することで、上位表示したいキーワードを意識したコンテンツ作成ができます。
コンテンツを作る前にキーワードを決め、ユーザーの検索意図を分析したり、ライバル調査にも役立つでしょう。
結果的にユーザーの役に立つ詳しく質の良いコンテンツが作成でき、SEO評価につながります。
メタキーワードを意識したコンテンツ作りをすることで、SEO対策の効果を最大限に発揮できるでしょう。
メタキーワード以外にSEO効果があるメタタグ
メタキーワード以外にSEO効果があるメタタグを紹介します。
- メタディスクリプション
- タイトルタグ
metaタグの中でも、この2つはSEO評価に用いられるため、設定しておきましょう。
メタタグのSEO効果と記述方法について解説します。
メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、検索結果に表示されるサイトの説明文です。
設定しなければデフォルトで記事の冒頭文が抜粋されますが、別途設定しましょう。
WordPressでAll in One SEOを利用している場合は、コンテンツ下にメタディスクリプションの設定画面が表示されます。
このフォームにキーワードを含めた文章を入力し、ユーザーにコンテンツ内容を簡単に説明しましょう。
直接HTMLに記述する場合は、コンテンツの<head></head>内に、以下のタグを入力してください。
<meta name=”description” content=”~~”>
ユーザービリティが高まり、なおかつキーワードを含めることでSEO効果が高まります。
タイトルタグ
タイトルタグとは検索結果に表示される際のタイトルを指定するタグです。
上記の例を見ると、タイトルタグにコンテンツの題名+会社名が指定されていますよね。
タイトルはユーザーに対してコンテンツ内容を明確に伝えてクリックさせる役割のほか、タイトルタグでクローラーロボットにコンテンツ内容を伝える役割があります。
タイトルタグの記述法は以下の通りです。
<title>〇〇</title>
例)<title>【5分でわかる】SEO対策に効果的なHTMLタグ一覧と設定方法 – TMS Partners株式会社 | 成果を出す京都のWebコンサルティング会社</title>
タイトルタグを設定し、検索エンジンにもユーザーにもコンテンツ内容がわかるように設定しましょう。
メタキーワードにSEO効果はないがメタタグは意識しましょう!
メタキーワードにSEO効果はありません。
しかし、メタキーワードの設定で重複コンテンツを避けて、質の高いコンテンツ作りができます。
SEO対策で一番に考えなければならないのは、キーワード対策とユーザーに対して質の高いコンテンツを提供することです。
SEO的にもキーワードへの意識は重要なので、必要と思うならメタキーワードを設定しても良いでしょう。
またメタキーワード以外にもSEO効果の高いメタタグがあります。
メタキーワードを含めたメタタグを用いて、SEO対策を実践しましょう!