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LINE公式アカウントに決済機能を付けるには?今すぐ使える5つのツールを紹介

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TMS編集部

「LINE公式アカウント上で顧客に決済してもらうことはできる?」
「LINE公式アカウントの中で物販できる?」

2024年8月時点ではLINE公式アカウントには決済機能がありません。

しかし、LINE公式アカウントと連携できるツールを使用すれば、LINE公式アカウント上でクレジットカードやキャッシュレスでの決済が可能です。

この記事では、LINE公式アカウントに決済機能を持たせるメリットとデメリット、決済機能を付与できるツールを紹介しています。

最後まで読めば、LINE公式アカウントをネットショップとして活用し、販路を拡大できます。

1.LINE公式アカウントで決済機能を利用したいなら拡張ツールが必要

最近、店頭やオンラインショップでも電子決済やウォレット決済を導入する企業が増えてきました。

LINE公式アカウントの決済機能とは、LINE上で購入から決済までが完結する機能です。

決済機能を取り入れることで、キャッシュレス決済を利用でき、リピーター獲得や売上アップにつながります。

しかし、LINE公式アカウントには決済機能が付いていません。

以前はLINE Payを利用して決済に利用できましたが、2025年のサービス終了にあたり、加盟店登録自体も2024年7月に締め切られています。

そのため、現状LINE公式アカウントには決済機能がありません。

どうしてもLINE公式アカウントに決済機能を持たせたい場合は、別の拡張ツールの利用が必須となります。

おすすめの拡張ツールについては4.で紹介していますので、併せてご覧ください。

2.LINE公式アカウントに決済機能を持たせるメリット

LINE公式アカウントに決済機能を持たせるメリットは3つあります。

LINE公式アカウントに決済機能を付与するメリット

  1. LINE公式アカウントをネットショップとして利用できる
  2. ユーザーの利便性が上がる
  3. 販路が広がり売上アップが期待できる

順にご説明します。

(1)LINE公式アカウントをネットショップとして利用できる

LINE公式アカウントに決済機能を持たせることで、LINEアプリをネットショップとして活用できます。

決済機能がない場合、ユーザーはLINE公式アカウントからECサイトへジャンプし、そこから商品を購入しなければなりません。

LINEでECサイトへの導線を作ることはできますが、外部サイトへのアクセスが面倒で購入を断念するユーザーもいるはずです。

しかし、LINE公式アカウントに決済機能を持たせることができれば、ユーザーの買い物の利便性は格段に向上します。

ユーザーの手間を省くことで購買率が上がり、結果的に自社の売上アップにもつながるでしょう。

(2)ユーザーの利便性が上がる

LINE公式アカウントに決済機能を持たせれば、ユーザーの利便性が上がります。

ユーザーが別サイトへ移動し、そこで改めて商品を選んで決済する手間がないからです。

LINE公式アカウント上で「これ良いな」と思った商品を、オンラインサイトで探し直すのは意外と面倒です。

ユーザーが「買いたい」と思った時にすぐに買える環境を整えておくことで、売上や利便性の向上が見込めます。

(3)販路が広がり売り上げアップが期待できる

LINE公式アカウントに決済機能を持たせることで、販路が拡大します。

販路が広がれば商品がユーザーの目に触れる機会が増えるため、認知度アップや売上アップにつながります。

たとえば、実店舗のみの運営では近くに住んでいる人、商品の口コミを見て能動的に来店する人が主な購入者です。

しかし、LINE公式アカウントをネットショップ代わりに使えば、一度店舗へ訪れた人がLINE経由で購入したり、公式アカウントに興味を持って登録してくるネットユーザーも購入者に取り込めます。

LINE公式アカウントに決済機能を持たせて、より多くの人に自社商品を購入してもらうチャンスを作りましょう。

3. LINE公式アカウントに決済機能を持たせるデメリット

LINE公式アカウントに決済機能を持たせるデメリットは、公式に決済機能を持たせるオプションがないことです。

LINE Payを使った決済機能がサービス終了するため、現状では公式アプリでLINE経由での決済は利用できません。

LINE公式アカウントに決済機能を持たせるには、拡張ツールの契約と連携が必要です。

拡張ツールの利用にはLINE公式アカウントとは別で費用がかかるため、予算的に厳しいと感じる事業者の方もいるでしょう。

ただし、LINE公式アカウントに決済機能を持たせることで売上が拡大する可能性は高いです。

拡張ツールの契約コストと期待できる売上を比較し、決済機能を付帯できるツールを導入するか検討しましょう。

4.LINE公式アカウントで商品販売から決済を一元管理できる拡張ツール

LINE公式アカウント上で、商品販売から決済までを一元管理できる拡張ツールを5つ紹介します。

おすすめの拡張ツール5選

  1. L Message
  2. Lineup
  3. Atouch(アタッチ)
  4. STORES予約
  5. tol

(1)L Message

L Message(エルメ)とは、LINE公式アカウントに決済機能を持たせられるツールです。

さらに、アンケート配信や予約管理機能、詳細な顧客分析などマーケティングに役立つ機能も搭載されています。

フリープランでも商品販売機能は利用できるので、販売したい商品が1つしかない場合にも便利です。

さらに、単品販売だけでなく継続購入も扱えるため、定期商品も販売できます。

フリープラン スタンダードプラン プロプラン
初期費用(税込) 無料
月額費用(税込) 無料 10,780円 33,000円
エルメ月間配信数 1,000通 無制限
商品販売機能 単品・継続
それぞれ1つまで
単品・継続
それぞれ10個まで
制限なし
決済機能 クレジットカード決済(決済代行:Stripe・UnivaPay対応)
顧客対応 チャット
自動応答
リッチメニュー(2つまで)
フォーム作成(3つまで)
タグ管理
友だちリストの作成
予約管理
流入URL分析
チャット
自動応答
リッチメニュー
フォーム作成
タグ管理
友だちリストの作成
予約管理
流入URL分析
クロス分析(2つまで)
コンバージョン分析(2つまで)
チャット
自動応答
リッチメニュー
フォーム作成
タグ管理
友だちリストの作成
予約管理
流入URL分析
クロス分析
コンバージョン分析

(2)Lineup

LineupはLINE公式アカウント上でネットショップを簡単に開設できるツールです。

LINE公式アカウント上にEC機能を追加し、アプリ上で決済まで行うことができます。

PayPayやLINE Payにも対応しており、クレジットカード以外にも決済方法が豊富です。

さらに、ツール上で商品在庫や顧客情報も一元管理できるので、ネットショップ運営が効率化します。

初期費用 0円
月額固定費 月額3,000円(税込)
システム利用料 月額決済総額の1.5%
決済手数料 LINE Pay:3.5%
PayPay:3.8%
クレジットカード:3.6%
機能 商品在庫管理
注文管理
アクション履歴の閲覧
セグメント配信
キャンペーン販売
ステップ配信
SNSとの連携
プライベート販売

(3)Atouch(アタッチ)

Atouch(アタッチ)は、LINEのみでネットショップ運営を可能にするツールです。

初期費用無料で導入でき、特別な知識やスキルがなくても簡単にネットショップが開設できます。

2024年8月時点で通常料金からの値引き価格で利用できるので、興味がある方は今登録すると良いでしょう。

ツールの使い勝手を比較したい方は、トライアルプランから利用するのがおすすめです。

トライアルプラン サブスクプラン プレミアムプラン エンタープライズプラン
初期費用 無料
月額費用(税別) 9,800円(期間限定5,000円) 14,800円(期間限定9,800円) 19,800円(期間限定14,800円) 別途見積もり
サービス利用料 3% 別途見積もり
決済手数料 クレジット:3.25%
LINE Pay:3.6%
商品登録点数 100点まで 100点まで 1,000点まで 無制限
サポート チャットサポート チャットサポート チャットサポート 有人サポート
その他機能 定期課金システム 定期課金システム
商品一括アップロード
流入経路分析
定期課金システム
商品一括アップロード
流入経路分析

(4)STORES予約

STORES予約は、サロンなどの予約管理とLINE上での決済までを一元管理できるツールです。

予約の管理も決済もLINEで行うことができるので、予約業務が圧倒的に効率化します。

また、SNS連携や予約販売も行うことができます。

事前決済や月謝、回数券など幅広い商材に対応し、顧客情報の管理や一斉配信、リマインドの送信も可能です。

フリー スモール チーム ビジネス エンタープライズ
月額費用(税込) 0円 12,980円 22,880円 31,790円 66,000円
決済手数料 4.9%+99円
月間予約件数 50件まで 200件まで 300件まで 2,000件まで 5,000件まで

(5)tol

tolとは、LINEと連携して予約管理ができるアプリです。

飲食店や美容サロンなどに活用されており、来店前の事前決済が可能です。

無料プランでも決済機能は利用できるので、スモールスタートでLINE運用を始めたい方にもおすすめできます。

Starterプラン Buisinessプラン Shopプラン Companyプラン
月額料金 無料 3,980円 問い合わせ 問い合わせ
決済手数料 6%
その他機能 ネット予約機能
予約管理機能
各種メール自動送信機能
承認制予約の受付
予約受付プッシュ通知
予約ページのQRコード生成
ネット予約機能
予約管理機能
各種メール自動送信機能
承認制予約の受付
予約受付プッシュ通知
予約ページのQRコード生成
顧客管理機能
追加質問機能
オプションメニュー
オリジナルメニュー
予約ブロック機能
オリジナルロゴ機能
SNSリンク設定
グループ予約設定
3部以上の受付時間の設定
営業終了時間設定
ネット予約機能
予約管理機能
各種メール自動送信機能
承認制予約の受付
予約受付プッシュ通知
予約ページのQRコード生成
顧客管理機能
追加質問機能
オプションメニュー
オリジナルメニュー
予約ブロック機能
オリジナルロゴ機能
SNSリンク設定
グループ予約設定
3部以上の受付時間の設定
営業終了時間設定
複数スタッフ管理機能
スタッフ指名機能
売り上げ管理機能
ネット予約機能
予約管理機能
各種メール自動送信機能
承認制予約の受付
予約受付プッシュ通知
予約ページのQRコード生成
顧客管理機能
追加質問機能
オプションメニュー
オリジナルメニュー
予約ブロック機能
オリジナルロゴ機能
SNSリンク設定
グループ予約設定
3部以上の受付時間の設定
営業終了時間設定
複数スタッフ管理機能
スタッフ指名機能
売り上げ管理機能
複数店舗一括管理機能
スタッフ権限管理機能
アナリティクス機能

5.LINE公式アカウントの決済機能についてよくある質問

LINE公式アカウントの決済機能について、よくある質問をまとめました。

決済機能についてよくある質問

  1. LINE Pay APIで公式アカウントに決済機能を持たせることはできますか?
  2. LINE公式アカウントの利用料金の決済にクレジットカードは使えますか?

(1)LINE Pay APIで公式アカウントに決済機能を持たせることはできますか?

2024年7月まではLINE Pay APIで公式アカウントに決済機能を持たせることができましたが、現状は加盟店受付を停止しています。

そのため、現状では拡張ツールを利用する以外の方法でLINE公式アカウントに決済機能を持たせることが出来ません。 

(2)LINE公式アカウントの利用料金の決済にクレジットカードは使えますか?

LINE公式アカウントの利用料金の決済はクレジットカードに対応しています。

また、認証済みアカウントに限り「請求書払い」も選択可能です。

なお、LINE公式アカウントの認証済みアカウントについては、以下で詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてみてください。

2024.08.20

LINE公式アカウントは認証済にすべき?申請方法やメリットを解説

まとめ

LINE公式アカウントは2024年8月時点では決済機能を持っていません。

しかし、LINEと連携できる拡張ツールを利用すればLINE公式アカウントをネットショップとして利用できます。

本記事で紹介した5つのツールは、ネットショップ運営だけでなく美容サロン、ジムなど幅広い業種で活用されています。

LINE公式アカウントに決済機能を追加できるツールを活用し、ユーザーの利便性を高めて売上を拡大しましょう。

この記事の投稿者
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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。