コラム

LINE公式アカウントのショップカード機能とは?作り方や運用のコツを紹介

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TMS編集部

「LINE公式アカウントのショップカード機能ってどうやって使うの?」
「LINEショップカードがあんまり普及しない…どうやったら取得してもらえる?」

企業の経営者やマーケティング・営業部門の担当者の中には、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

LINE公式アカウントのショップカードは、リピーター創出に役立つ機能です。

しかし、ショップカードの作り方や運用方法がわからず、まだ紙のポイントカードに頼っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、LINE公式アカウントのショップカード機能の特徴から運用のコツまで紹介しています。

最後まで読めばLINE公式アカウントのショップカード機能を活用し、多くの方が再来店したくなる仕組み作りができます。

目次

1.LINE公式アカウントのショップカード機能の特徴

LINE公式アカウントのショップカード機能の概要を説明します。

ショップカード機能の概要

  1. LINEアプリ上でショップポイントを貯められる
  2. ポイントは特典と交換できる
  3. ショップカードの利用状況の分析ができる
  4. 無料プランでもショップカード機能は利用できる

(1)LINEアプリ上でショップポイントを貯められる

LINE公式アカウントのショップカードは、紙のポイントカードを電子化したものです。

LINEアプリでショップカードを表示させたり、ポイントを付与して貯めることができます。

付与するポイントの設定はショップ側が自由に決められ、初回のみポイントを増やすなどの変則的な付与も可能です。

紙のポイントカードのように持ち歩く必要がなく、キャッシュレス決済が増えた現在にも適しています。

(2)ポイントは特典と交換できる

LINEのショップカードで貯めたポイントは、特典と交換できます。

特典を用意することでポイントを貯めるモチベーションが上がり、店舗への再来促進にも役立ちます。

また、ポイントが貯まったあとには自動的に新たなショップカードを発行することができるため、カードの在庫管理などの手間も省くことが可能です。

ユーザー側からも利便性が高いため、利用を促進することにもつながります。

(3)ショップカードの利用状況の分析ができる

LINE公式アカウントで発行したショップカードの利用状況は、ダッシュボードで確認できます。

確認できるショップカードの利用状況一覧

  • ショップカードの発行総数
  • 付与したポイントの合計
  • 期限切れになっているポイントカードの枚数
  • 発行済み特典チケットの枚数
  • 使用済み特典チケットの枚数

ショップカードの特典チケットの使用枚数を計測すれば、ユーザーが特典を魅力的に感じているかどうか把握することができます。

また、期限切れのショップカードが多い場合は、よりポイントが貯まりやすい仕組みを考えるなど改善案も出しやすくなるでしょう。

(4)無料プランでもショップカード機能は利用できる

LINE公式アカウントのショップカード機能は、無料プランでも利用できます。

無料でショップカードを発行し、カスタマイズをして配信するだけなので、使い方も簡単です。

LINE公式アカウントの無料プランを活用するためのポイントについては、以下の記事も参考になります。

2024.08.02

LINE公式アカウントは無料で利用できる?主な機能や有料プランの特徴についても解説

2.LINE公式アカウントのショップカード機能のメリット

LINE公式アカウントのショップカード機能のメリットを6つ紹介します。

ショップカード機能のメリット

  1. 紙のショップカードに比べてコストがかからない
  2. ユーザーが簡単にショップカードを作成・提示できる
  3. 自然にLINEの友だちを増やせる
  4. 顧客のロイヤリティを高める効果がある
  5. ショップカードを持ち歩かなくて済む
  6. ショップカードの効果測定ができる

順にご説明します。

(1)紙のショップカードに比べてコストがかからない

LINEのショップカード機能は、紙のポイントカードの運用と比べて圧倒的にコストがかかりません。

紙のポイントカード LINE公式アカウントのショップカード
・台紙の制作コスト

・スタンプ等の備品購入

・スタッフが確認し、押印する手間

・QRコードを読み込んでもらうよう案内する手間

紙のポイントカードは発行と押印の際に、台紙やスタンプ、朱肉などのコストが必要です。

さらに、スタンプを付与する際はスタッフが金額を確認した上で、会計に応じたスタンプを押印する手間がかかります。

一方でLINE公式アカウントのショップカードは、発行コストがありません。

押印は顧客にQRコードを読み取ってもらうだけなので、スタッフ側の手間はほぼないと言って良いでしょう。

(2)ユーザーが簡単にショップカードを作成・提示できる

従来のショップカード作成時は個人情報をアンケート用紙に記入してもらうなど、アナログな方式をとっていました。

発行に時間がかかり、ポイントカードを作成しないという顧客も多かったのです。

さらに、提示する際はわざわざ財布からポイントカードを出す必要があるため、キャッシュレス派の人はポイントカード自体の利用をやめてしまうこともあります。

その点LINE公式アカウントのショップカードは、QRの読み取りだけで簡単にカードを発行し、提示する際もLINEアプリからカードを選ぶだけです。

紙のショップカードと比べて、利用者側もLINE公式アカウントのショップカードの方が手軽に利用できます。

(3)自然にLINEの友だちを増やせる

LINE公式アカウントのショップカード機能を使えば、自然に友だちを増やすことができます。

ショップカードを取得してもらう際に一連の流れの中で友だち追加してもらえるためです。

直接「LINE追加してください」というよりもユーザーが抵抗を感じにくく、なおかつポイント付与というメリットも提示できるので、友だちを増やす施策としても有効でしょう。

(4)顧客のロイヤリティを高める効果がある

LINE公式アカウントのショップカードは、顧客のロイヤリティを高める効果があります。

何度も店舗やサービスを利用するうちに顧客が愛着を覚え、ファン化する可能性が高いからです。

ショップカードの特典目当てで利用し始めた顧客が、通っているうちに店舗自体のファンになり、ロイヤルカスタマーになる事例は非常に多いです。

LINE公式アカウントのショップカードを活用すれば、自社へ愛着を持つ優良な顧客を育成することができます。

(5)ショップカードを持ち歩かなくて済む

最近は紙のポイントカードに抵抗を示す人も増えてきました。

キャッシュレスの時代に、ポイントカードを持ち歩くのが面倒だからです。

その点、LINEのショップカードは電子カードなので、持ち歩く必要はありません。

ショップカードは、ポイントカードを持ち歩くのが嫌いなユーザーにとっても、便利な機能といえるでしょう。

(6)ショップカードの効果測定ができる

LINE公式アカウントのショップカードは、紙のポイントカードと違って効果測定が容易です。

紙のショップカードは発行枚数くらいは管理できますが、特典の交換履歴などをデータにして記録するのは困難でした。

しかし、LINE公式アカウントのショップカードはポイント付与履歴や特典交換履歴が全て記録されるため、効果測定が簡単です。

ショップカードの導入前と後で来店頻度に差が出たか、特典は今のままで魅力的かなどを計測し、改善に役立てることができます。

3.LINE公式アカウントのショップカード機能のデメリット

LINE公式アカウントのショップカード機能は便利ですが、以下3つのデメリットがあることも理解しておきましょう。

ショップカード機能のデメリット

  1. ポイント付与時にQRコードの読み取りが必要になる
  2. ガラケーユーザーには付与できない
  3. 利用期限の変更ができない

(1)ポイント付与時にQRコードの読み取りが必要になる

LINE公式アカウントのショップカードのデメリットは、ポイント付与時にQRコードの読み取りが必要な点です。

QRコードを印刷するかタブレットで表示させ、ユーザーにアプリを開いて読み取ってもらわなければなりません。

来店するだけで自動的にポイントが付与されるなどの仕組みはないので、QRコード以外の方法でポイントを付与することは不可能です。

LINEショップカード自体は利便性が高いのですが、ポイント付与の方法に不便さを感じる方もいるかもしれません。

(2)ガラケーユーザーには付与できない

LINE公式アカウントのショップカードは、スマートフォン版のみの機能です。

そのため、ガラケーユーザーは利用できません。

ガラケーユーザーを対象にポイントプログラムを展開したい場合は、特別に紙のポイントカードを用意するなどの対策が必要です。

(3)利用期限の変更ができない

LINE公式アカウントのショップカードは、公開後に有効期限の変更が出来ません。

もしも公開後に有効期限を変更したい場合は、一度ショップカードを停止し、再発行が必要です。

ショップカードの利用期限は事前によく考えて設定しましょう。

4.LINEショップカードを作る方法

LINEショップカードを作る方法をPC版とスマホ版に分けて紹介します。

また、ランクアップカード(2枚目以降のカード)の作り方まで解説します。

LINEショップカードの作成手順

  1. PCで作る方法
  2. スマホ版アプリで作る方法
  3. ランクアップカードの作り方

(1)PCで作る方法

PCでLINE公式アカウントのショップカードを作るにはまず、LINE公式アカウントの管理ページへログインしましょう。

ログイン後に左のメニューから「ショップカード」をクリックします。

ショップカードを作成する画面が開かれるので、背景画像やカラーなどを変更して、サービスやブランディングに合うビジュアルのカードを作りましょう。

 

また、有効期限の設定や通知を出すかどうかなども細かな設定も可能です。

利用ガイドを編集する場合は、上記のテキストボックスへ直接打ち込んで編集します。

最後にカードのURLやQRコードを発行し、SNSで公開したり、印刷して店頭にPOPとして表示させます。

(2)スマホ版アプリで作る方法

スマホでLINE公式アカウントのショップカードを作る際は、アプリにログインし、トップページのメニューからショップカードを選びます。

設定項目はPC版と同じで、背景カラーや画像を設定し、有効期限などを細かく決められます。

また、特典チケットもこの画面で作成できます。

以上のように特典チケットの内容や画像を編集できるので、ユーザーがポイントを貯めた後に配布するチケットをここで設定しておきましょう。

利用ガイドなどを必要であれば編集し、最後に保存してショップカードの作成作業が完了です。

(3)ランクアップカードの作り方

ランクアップカードとは、ユーザーが1枚目のショップカードを貯め終わった次に使用するカードです。

ショップカードの画面を開くと、一番下に「ランクアップカードを作成」というボタンが表示されるので、それをクリックしましょう。

ランクアップカードは色やゴールまでのポイント数、特典を編集できます。

ランクアップカードはポイントを貯め終わったロイヤリティの高い顧客へのカードなので、1枚目のカードと見た目を変えるのがおすすめです。

また、特典チケットもランクアップさせることで、また自社製品やサービスを利用するモチベーションを高められます。

5.LINE公式アカウントでショップカードを運用する方法

LINE公式アカウントでショップカードを運用する流れを説明します。

ショップカードを運用する流れ

  1. ショップカードを作成する
  2. LINEショップカードを配布する
  3. 利用者のLINEショップカードにポイントを付与する
  4. ユーザーのショップカード利用状況を確認する

(1)ショップカードを作る

まずは、上記で紹介したやり方を参考に、LINE公式アカウントのショップカードを発行します。

(2)LINEショップカードを配布する

LINE公式アカウントのショップカードを発行したら、以下3つの方法で配布しましょう。

ショップカードを配布する方法

  1. QRコードで配布する
  2. カード取得用URLを使う
  3. リッチメニューやプロフィールから配布する

#1:QRコードで配布する

LINEショップカードの配布には、QRコードが使えます。

QRコードを発行してSNSに表示したり、印刷して読み取ってもらうことでショップカードを発行できます。

レジ横にPOPとしておいておくことで、ユーザーに読み取ってもらいやすくなります。

#2:カード取得用URLを使う

LINEショップカードの配布用URLを発行し、リンクとして使用できます。

Webサイトやホームページに貼る場合は、URLを活用すると良いでしょう。

#3:リッチメニューやプロフィールから配布する

LINE公式アカウントのリッチメニューやプロフィール画面に、ショップカードの発行ボタンを追加できます。

リッチメニューにショップカードを表示させる方法は、提示が楽になるのでおすすめです。

また、プロフィール画面にショップカードボタンを追加しておくと、友だち追加直後にショップカードを発行してもらえる可能性が上がります。

リッチメニューの活用方法などについては以下の記事も参考になります。

2024.08.19

LINE公式アカウントのリッチメニューとは?表示方法や活用メリットを解説

(3)利用者のLINEショップカードにポイントを付与する

LINEショップカードの発行が終わったら、利用者に対してポイントを付与します。

主なポイントの付与の方法は、以下の通りです。

ショップカードのポイント付与方法

  1. QRコードを読み取ってもらう
  2. 来店回数や利用金額に応じたポイント付与が可能

#1:QRコードを読み取ってもらう

LINEショップカードへのポイント付与は、QRコード経由で実施します。

店舗の場合はポイント読み取り用のQRコードを印刷、またはタブレットで表示させて読み取ってもらうと良いでしょう。

オンラインサイトの場合も同様に、購入画面等にQRコードを表示させてポイントを付与します。

実店舗だけでなく、オンラインでもポイントを付与できることが大きなメリットといえるでしょう。

#2:来店回数や利用金額に応じたポイント付与が可能

LINEショップカードのポイント付与は、来店回数や利用金額に応じて変更できます。

店舗の場合は来店回数、ECサイトの場合は利用金額と使い分けると良いでしょう。

(4)ユーザーのショップカード利用状況を確認する

LINEショップカードの運用を始めたら、必ず利用状況を確認しましょう。

利用状況から、ユーザーがリピーターとして成長しているか分析できます。

ショップカードの発行数に対して、特典交換率が低いのであれば、ユーザーに再来を促す施策が足りないのかもしれません。

反対にショップカードの発行数は少ないものの、特典交換しているユーザーが多い場合は、ロイヤリティの高い顧客が多い状態です。

以上のようにLINEショップカードの利用状況の分析を利用し、顧客と自社の関係を見極めましょう。

6.LINE公式アカウントのショップカード活用のコツ

LINE公式アカウントのショップカードを活用するコツは5つあります。

ショップカードを活用するコツ

  1. ショップカードの特典を明確にする
  2. ランクアップカードのデザインや特典にこだわる
  3. 初回特典受け取りまでのハードルを下げる
  4. 初回登録時のボーナスポイントを付与する
  5. ショップカードのカスタマイズが可能なツールを連携する

それぞれについて解説します。

(1)ショップカードの特典を明確にする

LINE公式アカウントのショップカード運用を成功させるには、ショップカードの特典を明確にしましょう。

特典が明確でお得であればあるほど、ユーザーはポイントを貯めるモチベーションを維持できます。

たとえば、ECサイトの場合はポイントを貯めると1品50%OFFクーポンがあるなど、割引率が高いクーポンを配布すると良いでしょう。

店舗型の小売店の場合は、特典でしかもらえないノベルティなど、特別感があるギフトの用意がおすすめです。

(2)ランクアップカードのデザインや特典にこだわる

LINE公式アカウントのランクアップカードは、1枚目よりデザインや特典にこだわりましょう。

1枚目のカードと全く同じデザインや特典では、ユーザーがもう1枚ポイントを貯める意欲が下がります。

2枚目のカードは色やデザインをより凝ったものにしたり、特典も少し豪華にするのがおすすめです。

(3)初回特典受け取りまでのハードルを下げる

LINE公式アカウントのショップカードは、初回特典受け取りまでのハードルを下げましょう。

例えば、10回来店しないと特典がもらえない場合は条件が厳しく、ユーザーがポイントを貯める前に諦めてしまう可能性があります。

1枚目は5ポイント程度ですぐにポイントが貯まるようにし、特典を配布して自社への好感度を高めましょう。

(4)初回登録時のボーナスポイントを付与する

LINEショップカードの初回取得時には、ボーナスポイントを付与しましょう。

ボーナスポイントがもらえるというだけで、ショップカードを取得するメリットが生まれるからです。

また、初回特典までの道のりが短くなるほど、ユーザーは「後少しだから、頑張ってポイントを貯めよう」と考えます。

通常は1来店で1ポイントで構いませんが、初回登録時は2ポイントなど差をつけるのがよいでしょう。

(5)ショップカードのカスタマイズが可能なツールを連携する

LINEショップカードをさらにカスタマイズしたい場合は、外部ツールを導入しましょう。

LINE公式アカウントのデフォルト機能では、カスタマイズできる部分は背景とカードの色のみです。

しかし、外部ツールを使えばスタンプを変えるなどしてオリジナルのショップカードを作ることができます。

自社らしいデザインのショップカードを作り、顧客の印象が良いショップカードを発行することが重要です。

また、ショップカードのデザインなどを自社のイメージカラーなどと合わせることで、自社の印象を残し、ブランディング効果を期待できます。

このように、ユーザーだけでなく自社や店舗にとっても一定のメリットがあることを押さえておきましょう。

7.LINE公式アカウントのショップカード活用事例

LINE公式アカウントのショップカード活用事例を2つ紹介します。

LINE公式アカウントのショップカードの活用事例

  1. SUZU CAFE
  2. 蔵前温泉 さらさのゆ

(1)SUZU CAFE

SUZU CAFEは、広島県と東京都で店舗を展開するカフェチェーンです。

LINEショップカードを活用し、リピーターの育成や売上アップを達成しています。

施策としてはショップカードの特典に個人向けクーポン、グループ向けのクーポンを用意し、特典を使って友だちを連れてきやすいように工夫しました。

また、5ポイントごとにインセンティブがもらえるようにカードを設計し、リピートを促しています。

さらに、雨の日は1来店で1ポイント付与されるなど、来店数が落ち込みやすい日の対策もショップカードで実施しています。

(2)蔵前温泉 さらさのゆ

蔵前温泉 さらさのゆは、LINEショップカードを導入してリピート施策を実施しています。

特典には「あひるんガチャ」1回を無料で引けるチケットを配布し、常連さんがオリジナルグッズを獲得する楽しみを提供しています。

ショップカードをきっかけにLINE公式アカウントへの友だち数が増えるなど、相乗効果も獲得しているそうです。

8.LINE公式アカウントのショップカード機能についてよくある質問

最後にLINE公式アカウントのショップカード機能について、よくある質問をまとめました。

ショップカードについてよくある質問

  1. LINEショップカードは複数枚作れますか?
  2. LINEショップカードを作り直したら、ポイントごと移行できますか?
  3. LINEショップカードでポイントが付与できないのですが、どうしたら良いですか?

ショップカードの活用を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

(1)LINEショップカードは複数枚作れますか?

1つのアカウントで複数のショップカードを作ることはできませんが、ランクアップカードは作成できます。

LINEショップカードはポイントが貯まると、自動的に2枚目に切り替わる仕組みになっています。

ランクアップカードはデザインなどを編集できるので、少し豪華なデザインにするなど、1枚目のデザインと差別化すると良いでしょう。

(2)LINEショップカードを作り直したら、ポイントごと移行できますか?

LINEショップカードを作り直した場合は、ポイントも全て消えてしまうので注意しましょう。

LINEショップカードを新しくする場合はその旨を友だちに通知し、今のポイントカードに溜まったポイント数をスクリーンショットなどで保存してもらいましょう。

その後来店時に溜まっていたポイントを付与すれば、新しいショップカードに古いカードのポイントが引き継がれます。

(3)LINEショップカードでポイントが付与できないのですが、どうしたら良いですか?

QRコードの読み取り後に「ポイントの取得に失敗しました」とエラーが出る場合は、店舗側が位置情報による制限を設定している可能性があります。

位置情報による制限とは、顧客が店舗にいる時にのみポイント付与を可能にする設定です。

位置情報による制限をOFFにしてQRコードを発行して読み取れば、正常に付与できる可能性があります。

まとめ

LINE公式アカウントのショップカード機能は、リピーターの醸成に効果的です。

また、ショップカードの取得時に自然な流れで友だち追加を促すこともできるので、友だち数の獲得も期待できます。

本記事で紹介したショップカードの作り方や運用のコツを参考に、ユーザーが再来店したくなるようなショップカードを作りましょう。

この記事の投稿者
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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。