SEOは依頼したほうがよい?外注するメリットとデメリットを解説
「自社のwebサイトを作ってみたはいいが、検索結果の上位に表示されない」
「検索結果の上位に表示されるwebサイトを作って自社のことをもっと知ってほしい」
このようにSEO対策がうまくできずに困っていませんか?
実はSEO対策は外注することがで効果的に行うことができるんです!
この記事ではSEO対策を外部に依頼するメリット、デメリットについて解説していきます!
この記事を最後まで読めばSEOを依頼した方がいいのか、それとも自分で行ったほうがいいのか判断できるようになります。
SEO対策とは
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略語で、ホームページが検索結果の上位に表示されるために行う施策のこと全般をSEO対策といいます。
ここではそんなSEO対策について以下の3つの観点から解説していきます。
- SEO対策の重要性
- SEO対策をするメリット
- SEO対策をするデメリット
これらを読むことでSEO対策について大まかな知識を得ることができます。
SEO対策の重要性
Webサイトの閲覧数に直接かかわってくるため、SEO対策は非常に重要です。
SEO対策ができていると、検索結果で自社のWebサイトを上位表示させて検索流入を増やすことができます。
検索結果で上位表示されることがいかに重要か示しているデータを紹介します。
これはBACKLINKO社が2019年に874,929ページと5,079,491件の検索クエリ(ユーザーが検索したときに実際に使用した単語や単語の組み合わせ)のCTR(クリック率)データを分析したものです。
検索結果1位のクリック率は31.73%、10位のクリック率は3.09%であり1位と10位で10倍以上クリック率に差があります。
1位と2位を比較しても7%も差があります。
この結果を見てわかる通り、SEO対策を行って検索結果の1ページ目(10位以内)に表示させることはもちろん、1ページ目でもなるべく上位を目指す必要があるのです。
SEO対策をするメリット
SEO対策を行うメリットは大きく3つあります。
- 潜在的な顧客を集客できる
- 広告費をかけなくてもよい
- 中長期的に効果がある
これから一つずつ解説していきます。
潜在的な顧客を集客できる
SEO対策の1つ目のメリットは、潜在的な顧客に自社のWebサイトを閲覧してもらいやすくなることです。
普段私たちは何か課題を解決したいときに、まずはネット検索することが多いです。
ということは、自社の記事にたどり着いた人のニーズにあった内容で記事を書くことによって関連する自社のサービスや商品に興味をもってもらいやすいです。
例えば、ダイエットに興味がある人が「すぐ痩せる方法」と検索したときに、ジムが運営しているエクササイズに関する記事にたどり着いたとします。
そのエクササイズに関する記事を読んでいる間に、そのジムに興味を持ってくれるかもしれません。
SEO対策をすることにより、効率的な集客を行うことができるでしょう。
広告費をかけなくてもよい
SEO対策の2つ目のメリットは、広告費をかけずに自社のことを認知してもらいやすくなることです。
広告費を支払うことで、一定期間だけ検索結果の上位に表示させることができます。
これは言い換えると、広告費を払っているときしか検索結果の上位に表示されないということです。
一方でSEO対策を行うことで広告費を払っていない間も、自社のWebサイトが上位に表示されることで自社の認知を高めることができます。
中長期的に効果がある
SEO対策の3つ目のメリットは、SEO対策の効果は中長期的に続くことです。
先ほど述べたように、広告を使って検索結果の上位に表示させる場合は、広告費を払っている期間だけしか上位表示されません。
一方SEO対策は一度効果が上がれば、中長期的に上位表示を狙うことが可能です。
ずっと検索結果1位というのは難しいとしても、かなり長い間上位表示を狙うことができます。
SEO対策をするデメリット
SEO対策を行うことにはメリットだけではなく、デメリットも存在します。
- 効果が出るまで時間がかかる
- 必ず成果が出るわけではない
- Googleのアップデートの影響を受ける
これらを読んで、SEO対策のデメリットについても把握してください。
効果が出るまで時間がかかる
基本的にSEO対策を始めてから効果が出るまでには、対策キーワードによって異なりますがどれだけ短くても2~3か月はかかると思っておいたほうがよいです。
またGoogle公式もSEOの効果が出るまで4カ月~1年かかると記載しています。
成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。
SEO対策を行うときは効果が出始めるまで長い期間地道に続けていく必要があります。
必ず成果が出るわけではない
SEO対策を長期的に取り組んだからといって、必ず成果が出るわけではありません。
これは対策キーワードで上位表示されるかどうかは、他のWebサイトとの比較で決まるからです。
自社のWebサイトが他のWebサイトよりも評価されるように、競合調査を行いユーザーに寄り添ったWebサイトを構築していくことで、上位表示される確率を上げることはできます。
またSEO対策の成果がでなかったとしても、SEO対策の過程で得た知見や経験は必ず役に立ちます。
Googleのアップデートの影響を受ける
SEO対策はGoogleのアルゴリズムアップデートに大きく影響されます。
Googleは不定期に検索エンジンのアップデートを繰り返し行っています。
アップデートによって評価される基準が変わることもあるため、地道に努力してSEO対策を行ったのにある日突然検索上位から消えるということもあります。
しかし、本質的に評価されるのは「ユーザーのニーズを汲み取った、専門的でより快適に閲覧できるWebサイト」です。
そのため、悪質な手法ではなく、ユーザー目線にたったWebサイトを構築できていればアップデートによって受ける影響は小さいでしょう。
SEO対策を業者に依頼する3つのメリット
SEO対策を自分で行うことが難しいと思う方は、SEOに詳しい業者に依頼することもできます。
ここでは、SEO対策を業者に依頼するメリットを解説していきます。
- SEOの専門知識がある
- Webサイトの現状課題の把握や対策が可能になる
- 常に変化するGoogleのアップデートに対応してくれる
SEO対策を業者に依頼するか迷ったときには、今から解説するSEO対策を外注するメリットを参考にしてください。
SEOの専門知識がある
当然のことですが、SEO対策を行っている業者はSEOの専門知識を持っています。
SEOに関する表面的な知識はGoogleで検索すれば知ることができますが、SEO業者はそれよりも深い知識を持っています。
SEO対策を生業としている業者だからこそ、クライアントに適したSEO対策を提案することができます。
Webサイトの現状課題の把握や対策が可能になる
SEO対策を業者に依頼することで、自社のWebサイトの現状課題の把握や対策が可能になります。
これはSEOを外注することで、Webサイトの現状課題や分析方法を教えてくれるためです。
自社サイトの流入が減ったのはなぜなのか、どのキーワードで順位が落ちたのかなどを数字で説明してもらうことができます。
SEO対策を外注することで単なるSEO対策ができるだけではなく、自社のWebサイトをよりユーザーにとって価値あるものにすることができるでしょう。
常に変化するGoogleのアップデートに対応してくれる
SEO対策を外注することで、Googleのアップデートに対応できます。
既に述べたように、Googleは不定期に検索エンジンのアルゴリズムをアップデートしています。
Googleのアップデートによって、検索順位を大きく下げてしまうこともあります。
SEO業者は、Googleのアップデートに常にアンテナをはっています。
そのためSEO対策を業者に依頼していると、対策が必要な場合は的確な施策を提案してもらえます。
SEO対策を業者に依頼する3つのデメリット
SEO対策を業者に依頼することにはメリットだけではなく、デメリットも存在しています。
- 費用がかかる
- 会社を選ぶのが難しい
- 必ず上位表示されるわけではない
これらを読んだうえでメリット、デメリットを比較してSEO対策の外注を検討してみてください。
費用がかかる
当然のことですが、SEO対策の外注は費用がかかります。
SEO対策を業者に依頼することで、対策会社にマージンを支払わなければならないので自分で行うよりも割高になるためです。
自社の予算や求めるサービスを考慮して、検討してみてください。
必ず上位表示されるわけではない
SEO対策のデメリットで述べたのと同じように、SEO対策を外注したからといって成果が出る確率自体を上げることはできても、必ず成果が出るわけではありません。
ただSEO対策を外注することで、自分で行う時よりも上位表示されやすくはなります。
SEOをSEO会社に依頼したからといって、必ず上位表示されるわけではないということは覚えておきましょう。
会社を選ぶのが難しい
SEOの知識が乏しいと、無数にあるSEO会社から自社にあった会社を見極めることは難しいです。
次章でSEOを依頼する会社を選ぶポイントを紹介していくので、SEOを外注する際は参考にしてください。
SEO対策会社を選ぶ際の4つの基準
SEO対策を成功させるために、どの会社に依頼するかということは非常に重要です。
どの会社に依頼するかによって、成果や費用が大きく変わってくるからです。
ここでは、SEO対策を依頼する会社を選ぶ以下の4つのポイントを解説していきます。
- これまでの実績、実例
- 具体的な施策
- 対応してもらえる範囲
- SEO以外の各Webマーケティング支援の有無
SEO対策を業者に依頼する際には、これらのポイントを参考にしてみてください。
これまでの実績、実例を確認
SEO対策には業界理解が重要になってくるため、これまでどの業界の案件を担当してきたのかも忘れずに確認しましょう。
特に「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれる医療や金融についての記事は間違った情報を与えてしまうと人々に大きな損害を与えてしまうので、Googleが厳しく対処します。
自社と関連する業界や、医療業界、金融業界に関する実績があるかどうかを必ずチェックしましょう。
具体的な施策
SEO業者が具体的にどんな施策を行っているのか、必ず確認しましょう。
SEO対策は基本的に、HTMLやCSSなどのサイト内の仕組みを改善する「内部施策」、サイト内コンテンツを充実させる「コンテンツ施策」、外部の有料サイトからリンクをもらう「外部施策」の3つの施策が中心です。
この3つの施策のうち、どの施策を行ってもらえるのか事前に確認することが大切です。
自社のWebサイトの価値を本質的に高めてくれるような施策を行っているSEO業者を選ぶようにしましょう。
対応してもらえる範囲
会社によっては自社が求めている範囲のサービスまで対応していないことがあります。
サイト全体の設計から新規コンテンツ作成、アクセス分析まですべて行ってくれるものから新規コンテンツを定期的に提供するだけのものまで、会社によって対応している範囲は幅広いです。
SEO依頼する会社が自社のニーズにあったサービスを行っているか確認しましょう。
SEO以外の各Webマーケティング支援の有無
SEO対策以外に、各種SNS運用や広告運用も行っているか確認しましょう。
SEO対策だけ行っている会社より、Webマーケティング支援全般を行っている会社のほうがより効果的な施策を行ってくれる可能性が高いです。
なぜならSEOの視点だけではなくWebマーケティング全般を踏まえた施策を打てるからです。
SEO対策を外注する際は、各Webマーケティング支援を行っているかも確認しましょう。
まとめ
この記事ではSEOを業者に依頼するメリット、デメリット、SEO依頼する会社を選ぶ際のポイントを解説してきました。
SEO対策自体は、外注せずに自分の手で行うことはできます。
一度SEO対策を自分でやってみて自分の手で行うことに限界を感じたときに、もう一度この記事に戻ってきてSEOを外注するか検討してみてください。