コラム

アクセスを倍増させるコンテンツSEOとは?実践メリット・方法を紹介

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TMS編集部

「コンテンツSEOって一体何?」
「コンテンツSEOを重視すべきとは言うが、具体的にどんな効果があるか知りたい」

コンテンツSEOはブラックハットSEOの衰退から、重視されるようになったSEO対策の1つです。

しかし、具体的に何をして良いかわからずコンテンツSEOに取り組めない方もいるでしょう。

この記事ではコンテンツSEOの概要や実践するメリットとデメリット、実践する具体策を解説します。

コンテンツSEOに取り組めるようになれば、継続的に自社集客に役立ちますよ!

コンテンツSEOとは?

コンテンツSEOとはSEO(Serch Engine Orgarization)対策の1つです。

自社サイトのWebページや動画、SNS投稿などを発信して、検索エンジンから集客する方法を意味します。

ここでいうコンテンツとは以下のようなものです。

コンテンツとは

  • ブログ記事(企業ブログ)
  • SNS
  • 導入事例コンテンツ
  • Webページ
  • LPeBook
  • ホワイトペーパー(ダウンロード資料)
  • プレスリリース
  • メルマガ
  • 動画(YouTube・企業PR動画・採用動画)
  • セミナーやイベント
  • インフォグラフィックス

発信する全ての情報はコンテンツとなり、集客に活用できます。

コンテンツSEOは最近検索エンジン対策で非常に重要とされていますが、これはSEOの評価軸の変化が理由です。

従来のSEOは被リンクを重視しており、ブラックハットSEOと呼ばれる、自社で量産したサイトから該当コンテンツへリンクを貼り付けて検索エンジン上位を狙う方法が横行していました。

しかしコンテンツの質は低く、ユーザーにとって有益な情報が得られないことも。

検索エンジンはアルゴリズムを精査し、現在はユーザーにとって本当に有益な情報を提供しているコンテンツが上位に上がるように調整するようになりました。

結果的にコンテンツSEOの重要度が上がり、各社がコンテンツの質を高めて検索エンジンからの集客に活用するようになったのです。

 

コンテンツSEOの7つのメリット

コンテンツSEOの7つのメリットを紹介します。

  1. メディア広告・Web広告に比べてコストが低い
  2. 発信したコンテンツは自社の資産となる
  3. 安定した集客が見込める
  4. 潜在的な顧客にもアクセスできる
  5. リードナーチャリングにも有効である
  6. 自社ブランディングができる
  7. 自然発生的な被リンク獲得に繋がりやすい

なぜコンテンツSEOが重要なのかを理解した上で、メリットも把握しておきましょう。

後ほど解説するデメリットも把握し、適宜SEOと通常の広告を使い分けてください。

コンテンツSEOのメリットを1つずつ解説します。

メディア広告・Web広告に比べてコストが低い

コンテンツSEOはメディア広告・Web広告と比較してコストが低いです。

メディア広告はCM枠で100〜500万円程度、雑誌広告でも数百万円必要。

Web広告は広告の種類によって単価が変わりますが、大手企業では数十万円〜百万円以上の広告予算を用意しています。

一方コンテンツ制作は自社で作れば無料、外注したとしても月間数万円〜数十万円の間に抑えられるのがメリットです。

従来の広告と比較して、コンテンツSEOは費用を抑えられます。

発信したコンテンツは自社の資産となる

コンテンツSEOのために作成したコンテンツは蓄積され、自社資産になるのがメリットです。

商品のように売りきりではなく、情報を発信して自社が所有する媒体に蓄積できます。

ぼ永久的にコンテンツから集客または収益が発生する可能性があるでしょう。

安定した集客が見込める

コンテンツSEOを継続して行えば、そのコンテンツから安定した集客が見込めます。

メディア広告は契約期間がありますが、コンテンツは自社発信のコンテンツで掲載に費用がかからないためです。

インターネット検索で上位表示されていれば、24時間稼働して集客を担当してくれます。

潜在的な顧客にもアクセスできる

コンテンツSEOは、自社明確なターゲット以外にもリーチできるのがメリットです。

自社商品を認知していないユーザーは、商品名ではなく商品ジャンルや悩みで検索します。

その際に自社サイトが表示されれば、自社商品やサービスを認知してもらえ、コンテンツ内容によっては購買行動へつなげることができるでしょう。

コンテンツSEOは自社顧客やターゲット以外にも幅広くアプローチできるのがメリットです。

リードナーチャリングにも有効である

コンテンツSEOはリードナーチャリングにも有効です。

継続的にコンテンツを発信することで、自社商品に興味を持ってもらえ、最終的に顧客へ成長させられます。

例えばSNSをフォローしてもらい、そこから投稿を見て自社サイトへ誘導してECサイトから購入という動線が考えられるでしょう。

検索エンジンを使ったコンテンツSEOで、自社の潜在顧客を顧客に変えることができます。

自社ブランディングができる

コンテンツSEOは自社ブランディングにも有効です。

SNS投稿やコンテンツに自社の理念や考え方を交えて発信することで、社外の人にもブランディングが伝わりやすくなります。

コンテンツSEOによって自社にロイヤリティの高い顧客が増え、利益向上につながるでしょう。

自然発生的な被リンク獲得に繋がりやすい

コンテンツSEOの基本は質の高いコンテンツの発信です。

信憑性が高く詳細な情報を掲載しているサイト投稿は、他のWebページからの情報ソースとして利用されます。

また近年はSNSが普及しており、良いコンテンツはユーザー自ら拡散する文化とも相性が良いです。

つまり良質な被リンクを獲得でき、SEO評価も相対的に上がる効果があります。

コンテンツSEOのデメリット

コンテンツSEOはメリットが多く取り組むべきSEO対策ですが、デメリットもあります。

  1. 即効性がない
  2. コンテンツ作成に時間と費用がかかる
  3. ライバルが多い
  4. 継続的に質の高いコンテンツを発信し続ける必要がある
  5. 初心者はコンテンツSEOの対策方法から学ぶ必要がある

メリットと比較して、コンテンツSEOの使い所を考えてみましょう。

コンテンツSEOのデメリットを紹介します。

即効性がない

コンテンツSEOは長期的視野で行う集客法であり、即効性はありません。

SEO効果が出るのは短くとも3ヶ月、長いと半年程度かかります。

そのためコンテンツを発信した翌日に自社サイトへのアクセスが急増するような即効性は期待できないのがデメリットです。

即効性を期待する場合は、コンテンツSEOよりもWeb広告やメディア広告を利用した方が良いでしょう。

コンテンツ作成に時間と費用がかかる

コンテンツSEOのためのコンテンツ作成には、時間と費用がかかります。

自社でコンテンツを作る場合はリソースの確保と作業時間が必要です。

外注する場合は、ライターやコンテンツ制作会社への外注費用がかかります。

メディア・Web広告と比べれば安いものの、コンテンツSEOもある程度の時間と費用が必要です。

ライバルが多い

コンテンツSEOは他の企業も力を入れているため、ライバルは多いです。

SEO対策をしても常にライバルも手法を変えているため、順位変動が多く上位をキープし続けることは難しいでしょう。

ライバルに勝てるコンテンツを発信し続け、常に動向を調査する必要があります。

継続的に質の高いコンテンツを発信し続ける必要がある

コンテンツSEOは一度発信したら終わりではなく、発信し続けなければなりません。

SEOのアルゴリズムでも、一定期間のうちに更新がないサイトは評価が落ちると言われています。

また、ユーザー目線から見ても最新情報が掲載されていないコンテンツの信憑性は低くなるでしょう。

常にコンテンツを更新し続ける必要があるのは、コンテンツSEOのデメリットとも言えます。

初心者はコンテンツSEOの対策方法から学ぶ必要がある

コンテンツSEOを行うためには、SEOの知識が欠かせません。

SEOに初めて取り組む場合は、SEOの勉強の時間が必要です。

改めてSEOの知識をつけながらコンテンツSEOを実践していくのは難しい場合があります。

コンテンツSEOを実践する3つの方法

コンテンツSEOを実践する方法は3つあります。

  1. 自社で質の高いコンテンツを作成し発信し続ける
  2. 外注してライターにコンテンツ作成を依頼する
  3. 制作会社にコンテンツSEOを任せる

自社コンテンツを充実させて集客に役立てるために、最も効率よくコンテンツSEOを始められる方法を見つけてみてください。

コンテンツSEOを実行する方法を1つずつ説明します。

自社で質の高いコンテンツを作成し発信し続ける

コンテンツを自社で作成、管理してコンテンツSEOする方法があります。

SEO対策チームのリソース確保や作成人員、時間が必要ですが、自社内で賄えるなら費用は安く済むでしょう。

ただしSEO知識が薄い場合は研修の時間、またはSEOに強い人員を改めて雇用する必要があります。

自社でコンテンツ制作をする場合は、以下の記事も参考にしてください。

2022.08.02

コンテンツマーケティング成功への第一歩!SEO対策の方法4選

外注してライターにコンテンツ作成を依頼する

コンテンツ制作の部分を外注ライターに依頼することもできます。

クラウドソーシングサイトなどでライターを探し、自社コンテンツ制作代行を依頼しましょう。

費用はかかりますがコンテンツ制作時間を減らすことができ、運営に専念できます。

ただしフリーランスのライターは執筆レベルに差があり、自社が納得できるクオリティのライターを探すのが難しい点がデメリットです。

ライターへの外注については以下の記事で詳しく紹介しています。

2022.06.05

【PV爆上】デキるSEOライターとは?外注メリットとライターの選び方

制作会社にコンテンツSEOを任せる

コンテンツSEOを制作会社に全て任せることもできます。

制作会社はコンテンツSEOの戦略立案からライター発注や監修、さらにSEO対策と結果計測なども担当してくれるため手間なくSEOが実践できるでしょう。

費用はかかりますが、SEO知識がなくてもすぐにコンテンツSEOを始められます。

コンテンツSEOを任せられる制作会社については以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

2022.07.08

SEO対策まで任せられる記事制作代行会社とは?おすすめ企業10選

コンテンツSEOを重視し集客に活用しましょう!

コンテンツSEOは新しい集客、リードナーチャリングの手法です。

質の高いコンテンツを発信し続けることで、ロイヤリティの高い顧客を増やせるでしょう。

コンテンツSEOに初めて取り組む場合は、最初だけでも記事制作代行会社などを利用するのがおすすめです。

制作会社との契約期間中にノウハウを蓄積し、契約が完了してから自社で運用していく方法もあります。

コンテンツSEOは現在において欠かせないマーケティング手法です。

記事の内容を参考にして、コンテンツSEOで自社認知度アップや高倍率

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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。