【真似しやすい】SEO対策に成功した事例7選と成功のポイントを解説
「SEO対策の具体的な成功事例が知りたい」
「今成功している企業は、どのようなSEO対策をしたのだろう
SEO対策を行う際に、すでに成功している事例を参考にすることは非常に大切です。
まずは成功事例を徹底的に模倣し、基礎を固めてから自社のオリジナルの対策をとりましょう。
しかし、SEO対策はゴールが見えず効果が出る期間が長いため、何をして良いか迷いがちです。
この記事ではSEO対策に大成功した事例7選を紹介した上で、成功事例に共通する3つのポイントを解説します。
最後まで読めば、SEO対策における最も重要な対策が見えてくるはずです。
SEO対策に大成功した事例7選を紹介
SEO対策に大成功した事例を7社紹介します。
- 株式会社ビデオマーケット
- freee株式会社
- 土屋鞄製作所
- サイボウズ
- UNIQLO
- クックパッド株式会社
- スマートキャンプ株式会社
コンテンツSEOを始め、さまざまなSEO対策で自社販促・認知向上に成功した企業です。
1社ずつ実践したSEO対策と獲得した成果を紹介します。
株式会社ビデオマーケット
株式会社ビデオマーケットは、SEO対策によって検索流入数を対策前の6倍に増やし、新規登録者数を4.6倍に。
元々株式会社ビデオマーケットはフィーチャーフォンを主体としたサイト作りをしており、PCサイト・スマホサイトを作っておらず現状に対応したサイト作りをすることが課題でした。
具体的に以下の対策を行い、SEO対策を実践しています。
- ユーザーニーズである「無料」コンテンツがわかりやすいサイト構造に変更
- カテゴリを拡充させる
- PC・モバイル最適化
ユーザーが求める無料コンテンツがわかりやすいようにサイト構造を変更した上で、さらに検索しやすいようにカテゴリを拡充。
なおかつ課題であったPC・モバイルレスポンシブのサイト作りを行いました。
結果的に半年で検索流入数が6倍に上がり、PCからの新規登録者数は8.4倍に、モバイルからの新規登録者数は4、2倍に上がっています。
freee株式会社
freee株式会社は自社サイトのコンテンツをリライトし、流入数が前年比7倍になりました。
すでにコンテンツ量は大量にあったのですが、よりアクセス数を増やすためにリライトを行なったそうです。
SEO対策会社にリライトを依頼し、記事制作からディレクションまで一任し、SEOに強い記事にリライトを実践。
結果的に流入数が前年度と比べて7倍に伸び、リライトによるコンテンツSEOに成功しました。
土屋鞄製作所
土屋鞄製作所はブランディングを目的としてSEO対策を行い、自社会員数の増加・売り上げ拡大に成功しました。
1965年からある老舗の店ですが、現在はオリジナルの革製品の製作・ECサイトでの販売に成功しています。
土屋鞄はブランディングのために、自社サイトやSNSに掲載する写真を厳選、コンテンツとして発信しました。
結果的に「土屋鞄はオシャレ」であり、こだわりの革製品であるというブランディングに成功し、販促に成功しています。
サイボウズ
サイボウズは「サイボウズ式」というオウンドメディアによるSEO対策に成功しています。
サイボウズ式では、働き方やライフハック、読み物を展開、自社で展開しているグループウェアの宣伝は一切排除しました。
オウンドメディアをブランディングにのみ活用したのです。
コンテンツをより検索意図を意識したものに書き換えることで、ユーザーに寄り添ったコンテンツを発信しました。
更新後はSNSなどでついたコメントをチェックし、良い評価・悪い評価を取り入れて、次のコンテンツ作成に活かしていったそうです。
結果的に自社ブランディングおよびSEO対策に成功し、検索流入が3倍になり、リード獲得数は6倍以上になリマした。
UNIQLO
UNIQLOは、スマホアプリを利用したSEO対策を行いました。
購入者を増やすためにスマホアプリでクーポンを配布し、ユーザーをアプリへ誘導。
アプリからの購入は自宅への配送は送料が必要ですが、店舗受け取りを選択すると送料が無料になります。
ユーザーが店舗へ直接受け取りに行く際に店舗を訪れ、気に入った商品があればその場で購入する流れが作れました。
また、ユーザーは店舗に商品在庫がなくてもアプリで購入できると認識しているため、過剰在庫を抱える必要がなくなったそうです。
結果的にUNIQLOはアプリ経由のSEOで自社販促とコスト削減に成功しています。
クックパッド株式会社
クックパッド株式会社は自社が展開するレシピサイト「クックパッド」でSEO対策を行い、検索流入の大幅な増加を達成しました。
テクニックではなく、ユーザーの意図を徹底的に理解することを目標としたそうです。
ユーザーが料理に関して持っている悩みを解決することをテーマとし、以下のような施策を実施。
- 自由研究に料理を取り入れる提案
- ベビー&ママ向けのレシピチャンネル
レシピを総合的に紹介するだけでなく、ユーザーの悩みに寄り添う形でレシピを紹介しました。
上記企画を考えるにあたりGoogle Trendを利用したり、トレンドツールを取り入れて企画案から考えたそうです。
結果的にキーワードによる検索流入が1ヶ月程度で増大、流入数の獲得につながりました。
スマートキャンプ株式会社
スマートキャンプ株式会社は、「ボクシルマガジン」にてSEO対策を行い、UU(ユニークユーザー)数を40万人から70万人に増やし、リード獲得数は2,000件から4,000件弱に倍増しました。
ボクシルマガジンで行ったSEO対策は、ユーザーの検索意図を解析すること。
ユーザーニーズを読み取り、コンテンツを充実させることを意識したそうです。
SEOテクニックではなく、ユーザー目線を徹底してコンテンツを作成した結果UU・リード獲得数が3ヶ月間で2倍となっています。
成功するSEO対策の共通点3つ
成功するSEO対策の共通点を3つ紹介します。
- 徹底したユーザーニーズの解析
- コンテンツの充実
- SNSやアプリの活用
SEO対策に成功した7つの事例から読み取れる共通点を模倣し、自社SEO対策に役立てましょう。
徹底したユーザーニーズの解析
成功事例7社からわかるSEO対策の共通点はユーザーニーズを解析したことです。
特にスマートキャンプ株式会社、クックパッドの事例では、SEOのテクニックではなくユーザーの潜在ニーズを汲み取ることを中心としたコンテンツSEOを行なっています。
ユーザーが本当に知りたい情報を掲載し、タイトル1つ見てもユーザー目線で考えたことが成功要因です。
テクニックや順位にとらわれず、自社のユーザーが求めている情報を最優先にしたコンテンツSEOが共通点といえます。
コンテンツSEOについては以下の記事で紹介していますので、併せて読んでみてください。
コンテンツの充実
SEO対策に成功した事例では、コンテンツを拡充させたことです。
ユーザーニーズの分析を行い、結果を見た上でコンテンツを充実させました。
そのほかユーザーの利便性を考えて、カテゴリ分けを見直すなどサイト構造も変更しています。
SNSやアプリの活用
ユニクロや土屋鞄のように、SNSやアプリでのSEO対策も効果があります。
土屋鞄はSNSを使用して自社のリブランディングを行い、ユニクロはアプリでのネット通販と店舗販売を連携させました。
今のユーザーのニーズを捉え、なおかつ販促に繋げるSEO対策といえるでしょう。
成功事例を参考に自社のSEO対策を見直しましょう!
記事の中では7つのSEO対策の成功事例を紹介しました。
SEO対策は自社オウンドメディア、アプリやSNSなど幅広い分野で行えます。
何より大切なのはユーザーのニーズを理解した上でコンテンツ発信をすること。
今回紹介した事例を参考にして、自社のファンがより増えるようなSEO施策を行いましょう!