【新しいLP?】記事LPを制作してより効果的に宣伝する方法
「通常のLPでは広告感が強くてユーザーに不快感を与えてしまう。」
「ユーザーのニーズに寄り添ったLPを作りたい!」
このようにユーザーをより惹きつけられるLPを作りたいとお考えではありませんか?
それらの悩みや願望を解決してくれるのが、今回ご紹介する記事LPです。
ここでは、記事LPとは何か?とその制作方法や手順について詳しく紹介します。
記事LPとは?
記事LP(ランディングページ)とは、端的に言うと読み物型の記事のような広告です。
一般的なLPは画像を中心に構成されることが多い一方で、記事LPはブログとフォーマットがよく似ていて文章主体で構成されることが多いです。
またLPはリスティング広告やSNS広告などが主であり、あらかじめある程度「この商品が気になる」「この問題を解決したい」などといった目的意識をもって訪問する方をターゲットにしていることが多いです。
一方記事LPはネイティブ広告からの流入が主であり、メディアの記事等に溶け込んだ広告となっているため、ユーザーに「あ、これは広告だ。」と思わせることなくストレスフリーな広告であるという特徴があります。
ユーザーはあからさまな広告を嫌って広告感の強いサイトは避ける傾向にあると言われているため、上記のような記事LPは効果的だと言えます。
このように記事LPを用いて読み物型の構成にすることによって、通常のLPのような広告感を抑えられユーザーの興味・関心を惹くLPをつくることが出来ます。
記事LPの構成の作り方
記事LPを作るうえで大切なことは、まずはじめに全体の構成を決めることです。
構成をつくるうえで以下のことに注意してください。
ペルソナを設定する
ペルソナ(persona)とは商品やサービスを利用するユーザー像を表します。
全員に向けた月並みな内容ではなく、年齢、性別、職業等を想定したターゲット(ペルソナ)を絞ったほうが、より読者に寄り添った内容を書くことが出来ます。
例えば、ダイエットに関する記事LPに関しては、
・40代、女性、主婦
といったように大体でいいのでペルソナを設定してみてください。
今回の場合では40代の女性にフォーカスしているので、「激しい運動をするダイエットは厳しいだろうなあ」とか「主婦だから食事制限や調理方法を改善したほうが無理なく痩せられそう」などペルソナを設定することで想定できる悩みや解決方法がみられると思います。
このように、ペルソナを設定することによって、「どんな悩みを持っていて、その悩みをどうやって解決するか」というアプローチ方法が見えやすくなります。
タイトルや見出しを工夫する
読者を惹きつけるためには、読みたくなるようなタイトルや見出しを決めることが重要です。
タイトルが良くないと、そもそも記事が読まれずに広告がクリックされなかったり、LPに遷移してもすぐにページを閉じてしまうといった結果になりがちです。
読者の悩みに直接訴えるようなインパクトのあるタイトルをつけましょう。
例えば、ダイエットをテーマにする場合は「無理なくはじめる、食べて健康的に痩せられるダイエット」のようなタイトルが考えられます。
ダイエットといえばきつく大変なイメージが一般的にありますが、その常識を覆すような「食べて痩せられる」や「健康的に痩せる」などといったインパクトのある言葉を入れてみたり、「無理なくはじめる」のようにポジティブな言葉を入れることによって、読者をやる気にさせて読みたくさせることが出来るかもしれません。
また、見出しには見出し内にある内容を一言で表す一文を入れます。
「○○の概要」や「××のメリット・デメリット」といった単調な見出しはよくいろんな記事で見られますが、記事LPの場合「自社の製品でどうやって悩みを解決することが出来るか」という内容を見出しに含めることで、読者の感情に訴えかけ、見出し内を感情移入して読んでもらえます。
ライティング
記事全体の流れを通して、読者の悩みに寄り添い感情に訴えるべきポイントが明確になっているか、記事の流れに違和感がないかを確認したら、いよいよライティングにうつります。
記事LPのライティングに取り組むうえで大切なことは3点あります。
- 読ませる
- 信頼させる
- 行動させる
まず読者の悩みに訴えかけて、読者の悩みに寄り添うように記事を読み進めてもらい、その記事の内容を信頼してもらい、実際に購入してもらうまでの流れを設定することが大切です。
読ませるための工夫
記事を読んでもらう上で大切なことは、読者の悩みに寄り添うことです。
読者がどのようなことを悩んでいるかを明確にし、その悩みを解決するための方法を提示しながら実際に悩みを解決するための自社商品を売り込むまでの内容を、違和感なく読者に読み進めてもらうことが目標です。
ここで、大切なことは自社商品のアピールをしすぎないということです。
読者は悩み解決のために記事に遷移しているため、その記事の内容があからさまな広告であると嫌悪感を抱きます。
その結果、記事を離れてしまっては本末転倒です。
自社商品を売り込むための情報発信は極めて大切なことではありますが、その売り込みは2~3割ほどにとどめておきましょう。
信頼させるための工夫
記事を読んでもらう過程の中で自社商品を信頼させることは商品購入につなげるうえで極めて重要なファクターになります。
信頼させるために重要なことは第三者の意見を取り入れることです。
大学等の研究機関からの研究結果や、専門家からの意見を取り入れることで、ユーザーの固定観念や思い込みをなくさせることが出来ます。また、実際に悩みを解決した経験談等を掲載したり、その人の名前、写真、紹介文等を載せることによって説得力の増すPRをすることが出来ます。
行動させるための工夫
実際に記事を読んでもらい、行動してもらうことはコンバージョン設定において、最も重要なファクターになります。
実際に商品購入に移ってもらうために重要なポイントは以下の通りです。
- 同線ボタンやテキストリンクを設定する
- 限定的にする
記事本文を読む過程で商品のテキストリンクがあれば、その導線からユーザーに行動してもらえる可能性が高まります。
また、その記事を読んで興味を持ってもらった人に対して「詳しくはこちら」などといった導線ボタンがあればLPへの遷移等もたやすくなります。
また、「○○名様限り」や「今から24時間限定で」などといった限定性をアピールしたり、「この冬ぴったりの~」といった季節に限定したりすると購買意欲が増すことがあります。
記事LPを作成する上でのコツ
上記のように記事LPの構成と書き方を説明したうえで、以下では実際のLPをよりよく作成するためのコツを紹介します。
- 記事のデザインやフォーマットを工夫する
- 適度に画像や図を含める
順に説明します。
記事LPのデザインやフォーマットを工夫する
記事LPを利用する上でのメリットとして、通常のLPとは違い広告感が出にくいというメリットがあります。
そのメリットを十分に活用するためにはブログのようなフォーマット(文章主体で構成)に徹することが大切です。
派手なアニメーションやカラフルなLPは、ビジュアル重視で人の目を惹くかもしれませんがどうしても広告色が強くなります。
なるべく文章主体で、語りかけるようなLPを目指しましょう。
適度に画像や図を含める
一見、ひとつ前の内容と矛盾するような内容に思われますが、適度に画像や図を含めることが大切です。
というのもあまりにも文章ばかりのコンテンツでは読者が読み疲れてしまい記事から離れてしまう恐れがあるからです。
文章の内容を画像や図を使ったインフォグラフィックを利用することで読者は読みやすく、理解促進につながります。
まとめ
今回は記事LPの概要やその作成方法について解説しました。
通常のLPとは一味違い、広告色が少なく、読者に寄り添った広告であることが特徴なのが記事LPです。
この記事を参考に、読者の悩みに寄り添い自社商品を用いて問題解決に至るまでを、記事LPを利用して作成してみてください。