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SEO代行・SEO業者の選び方と契約前の5つの確認点

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TMS編集部

SEO代行(SEO対策代行)を頼みたい方、いまのSEO会社で効果が出ず見直したい方に向けて、依頼できる業務、費用の考え方、SEO業者の選び方をまとめます。

結論から言うと、SEO代行に任せられるのは、調査と戦略、記事などのコンテンツ制作、サイト内部の改善、成果の測定と報告の4つです。SEO業者を選ぶときは、会社の規模や料金の安さよりも、手法がGoogleの方針に沿っているか、成果の測り方、毎月の作業内容、自社の事業への理解、契約と成果物の扱いの5つを契約前に質問して確かめてください。Googleは「Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できません」と明記しています。順位保証をうたう業者は、この時点で候補から外せます。

TMS Partnersは京都のWebコンサルティング会社で、SEO対策を戦略策定から成果測定まで支援しています。これからSEOを外注したい方、いまの依頼先の進め方を確かめたい方のご相談を無料でお受けしています。

目次

SEO代行(SEO対策代行)で依頼できる業務

SEO代行は、検索結果からの集客を増やすための作業を、外部の会社が代わりに行うサービスです。Googleは、SEO業者が提供するサービスの例として、サイトのコンテンツや構成の見直し、ウェブサイトの開発に関する技術的なアドバイス、コンテンツの開発、キーワードに関する調査、SEOのトレーニングなどを挙げています(Google 検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」)。実際の依頼では、次の4つに分けて考えると範囲を決めやすくなります。

調査と戦略の設計

どの検索語で、どのページを上位に表示させ、何件の問い合わせにつなげるかを決める工程です。自社サイトの現状、競合サイト、検索語ごとの需要を調べ、取り組む順番を決めます。

コンテンツ制作(SEO記事の代行)

記事の構成づくり、執筆、公開済みの記事の書き直し(リライト)を任せられます。記事だけを本数単位で請け負う会社の場合、どの検索語を狙うかという設計が含まれるのか、原稿の作成だけなのかで、成果への責任範囲が変わります。

内部対策(テクニカルSEO代行)

検索エンジンがサイトを正しく読み取れるように整える作業です。ページの題名や見出しの付け方、サイト内のリンク、表示速度、重複ページの整理、インデックス(Googleの検索用データベース)への登録状況の確認などが含まれます。サイトを修正する作業まで行う会社と、修正の指示書を出すまでの会社があります。後者は実装する人が別に必要です。

成果の測定と報告

検索結果からの訪問数や問い合わせの件数を毎月まとめ、実施した作業と次の予定を報告する工程です。報告の中身は、後述の確認点2と3で確かめます。

注意が必要な外部対策(被リンク)の扱い

上の4つとは別に、外部対策を提案されることがあります。他のサイトから自社サイトへ張られるリンク(被リンク)を増やす取り組みです。Googleは、ランキングを上げることを目的としたリンクの売買や、過剰な相互リンク、自動化されたプログラムによるリンクの作成を「リンクスパム」としています(Google 検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」)。外部対策を頼むなら、調査資料の公開や取材対応など、自然に紹介される理由をつくる方法かどうかを確かめます。

SEOコンサル会社とSEO代行会社の違い

一般的には、SEOコンサルは調査、戦略、改善の助言までを行い、実際に手を動かすのは依頼者側です。SEO代行は、記事の執筆やサイトの修正といった実行まで担います。ただし呼び方に定義はなく、コンサルと名乗る会社が実行まで行うことも、代行と名乗る会社が記事の納品だけを行うこともあります。名称ではなく、「誰が決めて、誰が書き、誰がサイトを直すのか」を作業ごとに確認するのが確実です。社内に書ける人や直せる人がいるならコンサル型、いないなら代行型が向いています。

SEO代行の費用相場と料金体系

SEO代行を継続して依頼する場合の費用は、一般的な目安として月額10万〜50万円程度です。ただし、SEO代行の料金には定価がありません。費用のほとんどは人の作業時間で、同じ金額でも作業の中身は会社ごとに違います。そのため、料金や相場の数字だけを比べても妥当かどうかは分かりません。まず料金体系の違いを押さえます。

料金体系 仕組み 契約前に確かめること
月額固定型 毎月一定額で、調査、助言、制作、報告などを継続して行う 毎月の作業内容と量が書面で決まっているか
記事単価型 記事1本ごとに料金が決まる 検索語の選定、構成、修正回数、画像が含まれるか
成果報酬型 決めた検索語が一定の順位に入った場合などに料金が発生する 対象の検索語は誰が選ぶか。問い合わせにつながる語か。手法は何か
スポット型(単発) サイトの調査や内部対策の指示書など、1回の作業に対して支払う 調査結果の実装は誰が行うか

見積もりが妥当かを判断するときは、金額を作業に分解します。「この月額で、毎月、誰が、何を、どれだけ行いますか」と質問し、答えを2〜3社で並べて比べると、高い安いの理由が見えます。金額の内訳と予算の決め方は、SEO対策の費用相場の記事で説明しています。

SEO会社・SEO業者の選び方:契約前の5つの確認点

Googleは、SEO業者の候補と面談して質問することを勧めており、質問の例も公開しています。商談でそのまま使える形に整理しました。

確認点 相手にそのまま聞く質問 注意が必要な答え
1. 手法 Google 検索の基本事項とスパムに関するポリシーに沿っていますか。被リンクはどう増やしますか 順位を保証する。リンクを購入する。手法は社外秘で説明できない
2. 成果の測り方 どの時期に、どんな結果を見込みますか。成果は何の数字で測りますか 順位だけを成果とする。時期の見込みを示さない
3. 毎月の作業 毎月の作業内容と量を教えてください。サイトに加えた変更はすべて報告されますか 「状況に応じて対応」としか答えない。報告が順位表だけ
4. 事業への理解 当社の顧客は、どんな言葉で検索していると考えますか。同業種や同じ地域での過去の作業のサンプルを見せてもらえますか 事業や顧客について何も質問されず、定型の提案が出てくる。どんな作業をしたかを具体的に示せない
5. 契約と成果物 最低契約期間、更新、解約の申し出期限はどうなっていますか。解約後、記事や分析データは当社に残りますか 解約すると記事を削除する、または使えなくなる。条件が書面にない

1. 手法がGoogleの方針に沿っているか(順位保証と被リンク販売)

Googleは、サイトの掲載順位を保証すると主張する業者、Googleとの「特別な関係」を強調する業者、Googleへの「優先登録」を宣伝している業者には注意が必要だとしています。「変更を行うことで、検索結果の最初のページに必ず表示されるようになります」などと言う場合は、他の業者を探すようにとも書いています。

被リンクの販売も同じです。スパムに関するポリシーに違反しているサイトは、検索結果での掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあります。違反したのが業者でも、不利益を受けるのは依頼した側のサイトです。Googleも、どの業者を選ぶかはサイト運営者の責任だと述べています。

記事を大量に納品する提案にも確認が要ります。生成AIなどのツールを使い、ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを生成することは、「大量生成されたコンテンツの不正使用」の例に挙げられています。AIを使うこと自体が問題なのではありません。誰が内容を確かめ、自社ならではの情報をどう加えるのかを聞いてください。

2. 成果の定義と測り方

Googleが挙げる質問例に「期待される結果とその時期、成果はどのように測定するのか」があります。順位は途中経過の数字です。事業の成果は、検索結果からの訪問数と、そこから生まれた問い合わせや購入の件数で測ります。どの数字を、どのツールで、どの頻度で報告するのかを契約前に決めておきます。

成果が出る時期も先に確かめます。Googleは、変更の結果が反映されるまでに、数時間かかる変更もあれば数か月かかる変更もあると説明しています(Google 検索セントラル「SEO スターター ガイド」)。問い合わせの増加は月単位で見る前提で、いつ、どの数字で途中経過を判断するかを決めておきます。

3. 毎月の作業内容と変更の報告

月額固定の契約では、「何をしてもらっているのか分からない」という状態になることがあります。Googleは、行動の目的を明確に説明しない会社には用心するよう促し、サイトに加えたすべての変更と、その理由を伝えてくれるかを確認するよう勧めています。月次の報告に、実施した作業、変更したページ、次月の予定が載るかを確かめます。

権限の渡し方にも目安があります。Googleは、契約前のSEO監査(サイトの診断)の段階では、Search Console(Googleが無料で提供する、検索での表示状況を確認するツール)の読み取り権限のみを付与し、書き込み権限は付与しないよう勧めています。

4. 自社の事業を理解しようとしているか

事業に関心を持っているSEO業者であれば、ビジネスの独自性、競合他社、顧客がどのように自社を見つけるかについて質問するはずだと、Googleは説明しています。初回の商談で、相手からの質問がほとんどないまま検索語の一覧と料金表が出てきたら、どの会社にも同じ提案をしている可能性があります。同業種や同じ地域での作業のサンプルは、何をしたかまで説明してもらいます。

5. 契約期間・解約条件と、成果物の扱い

SEOは成果が出るまでに時間がかかるため、最低契約期間を設ける会社があります。期間の長さそのものより、途中で解約できる条件と、解約後に何が手元に残るかを見ます。納品された記事の著作権と掲載を続けられるか、Search Consoleやアクセス解析のアカウントが自社の名義か、業者のサーバーや独自の仕組みに記事を置く形になっていないか。この3つは書面で確認してください。

SEOに限らず、Web集客全体をどこに任せるかで迷っている場合は、Web集客の外注先(コンサル・代行)の選び方も参考になります。

SEO対策の効果が出ないときに見直す4つの点

すでに依頼していて効果が出ない場合は、乗り換えを決める前に、原因がどこにあるかを切り分けます。

1. 評価する期間と数字は適切か

先に触れたとおり、変更の反映には数時間から数か月かかります。Googleは、一般的には、数週間待ってから検索結果に良い影響があったかどうかを確認するよう勧めています。変更すれば必ず目に見える変化が現れるわけではない、とも書いています(Google 検索セントラル「SEO スターター ガイド」)。個々の変更から数週間も経たないうちに、問い合わせの件数だけで判断するのは早すぎます。

Search Consoleの検索パフォーマンス レポートでは、クリック数、インプレッション数(検索結果に表示された回数)、CTR(クリック率)、平均掲載順位を確認できます(Search Console ヘルプ「検索パフォーマンス レポート」)。この数字を使い、どの段階で止まっているかを見ます。

  • インプレッション数が増えていない:ページが検索結果にほとんど出ていません。狙う検索語か、インデックス登録に問題があります(見直す点2と4へ)。
  • インプレッション数はあるがクリックが少ない:順位が低いか、題名と説明文が検索した人の目的と合っていません(見直す点3へ)。
  • クリックはあるが問い合わせがない:集めている検索語が顧客の検討段階と合っていません(見直す点2へ)。検索語が合っているなら、ページから問い合わせへの導線を確かめます。

2. 狙っている検索語が事業と合っているか

検索する人が多い語ばかりを狙うと、大手サイトとの競争になり、上位に入っても問い合わせにつながらないことがあります。自社の顧客が発注先を探すときに使う言葉になっているかを、依頼先と一緒に見直します。

3. ページが検索した人の疑問に答えているか

実際にその語で検索し、上位のページと自社のページを見比べます。上位が料金表や比較を載せているのに自社のページが一般論だけなら、内容が求められているものとずれています。同じテーマの記事がサイト内にいくつもある場合は、1本にまとめます。

4. 技術的な問題やポリシー違反がないか

Search ConsoleのURL検査ツールで、対象のページがインデックスに登録されているかを確認できます(Search Console ヘルプ「URL 検査ツール」)。登録されていなければ、内容の改善より先に原因を調べます。

過去に被リンクの購入や記事の大量生成を行っていた場合は、同じくSearch Consoleの[手動による対策](Googleの担当者がサイトのページを目視で審査し、スパムに関するポリシーに準拠していないと判断した場合に行う措置)レポートを開きます。手動による対策が行われると、サイトの一部またはすべてがGoogle検索の検索結果に表示されなくなります(Search Console ヘルプ「[手動による対策]レポート」)。

依頼先がこの切り分けに沿った説明と次の手を示せないなら、乗り換えを検討する材料になります。

SEOを自社で行うか代行に任せるかの目安と、依頼の流れ

自社対応とSEO代行の判断の目安と、代行のデメリット

Googleは、小規模なローカルビジネスの経営者は、おそらく作業の多くを自分で行えるとし、SEO スターター ガイドから始めることを勧めています。対象のページが少なく、文章を書ける担当者が毎月時間を取れるなら、自社で進められます。SEOツールを導入する場合も、何を書き、どこを直すかを決めて実行する人が社内に必要です。

担当者が兼務で手が回らない、サイトの構造から見直したい、リニューアルを控えている、といった場合は代行が向いています。Googleも、サイトの再構築や新しいサイトの開設を計画しているときが、SEO業者の利用を始めるのに最適なタイミングだとしています。

代行にはデメリットもあります。費用が毎月かかること、成果が出るまで時間がかかること、任せきりにすると知見が社内に残らないことです。また、自社の商品や顧客についての情報は、依頼者が出さなければ記事に入りません。取材や原稿の確認に使う時間は、代行に任せても必要になります。

依頼から開始までの流れ

  1. ヒアリング:事業の内容、顧客、目標とする問い合わせの件数、これまでの取り組みを共有します。Search Consoleは読み取り権限で見てもらいます。
  2. 調査と提案:現状の診断、狙う検索語、作業内容、見積もりが提示されます。5つの確認点はこの段階で質問します。
  3. 契約と開始:作業範囲、報告の内容、契約期間と解約条件を書面で決め、優先度の高い作業から着手します。
  4. 改善:毎月の報告で、検索パフォーマンスの数字と実施した作業を確認し、次に取り組むページを決めます。

TMS Partnersに相談できること

TMS Partners株式会社は、京都市下京区(烏丸五条)のWebコンサルティング会社です。SEOでは、戦略策定、キーワード選定、コンテンツ制作、内部対策、成果測定までを行っています。Webサイト制作やWeb広告運用も手がけているため、サイトの改修や広告と合わせた進め方も一つの窓口で相談できます。

対応内容はSEO対策サービスのページをご覧ください。費用は内容に応じてお見積もりします。これから外注先を探す場合も、いまのSEOで効果が出ない原因を確かめたい場合も、無料でご相談いただけます。この記事の5つの確認点は、相談の場でそのまま当社にお尋ねください。

まとめ

SEO代行では、調査と戦略、コンテンツ制作、内部対策、成果の測定と報告を任せられます。費用は作業時間で決まるため、金額ではなく毎月の作業内容で比べます。契約前に、手法、成果の測り方、毎月の作業、事業への理解、契約と成果物の5点を質問してください。順位を保証する業者と、リンクを販売する業者は避けます。すでに依頼していて効果が出ない場合は、期間と数字、検索語、ページの内容、技術面の4点を順に見直すと、次に打つ手が決まります。

よくある質問

Q. 月10万円ほどの予算でもSEO代行を依頼できますか?

依頼できる会社はありますが、任せられる範囲は限られます。調査から記事制作、内部対策まですべてを頼むのではなく、戦略と検索語の設計だけを依頼して執筆は自社で行う、最初にサイトの診断だけを単発で頼む、といった絞り方が現実的です。金額の目安はSEO対策の費用相場の記事を参考にしてください。

Q. AI検索(AIによる概要)への対策もSEO代行に依頼できますか?

依頼できます。Googleは、SEO業者のサービス例に「生成 AI 向けに最適化」を挙げています。一方でGoogleは、AIによる概要やAIモードに表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もないと説明しています(Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」)。AI検索向けの特別な施策を高額で提案された場合は、その内容がGoogleの公式の説明に沿っているかを尋ねてください。

Q. 成果報酬型のSEO代行なら、費用が無駄になりませんか?

成果の定義によります。順位だけを条件にすると、問い合わせにつながらない検索語で達成しても料金が発生します。対象の検索語を誰が選ぶのか、順位を上げるための手法は何か、解約時に追加の費用がないかを確認してください。

Q. 近くにSEO会社がありません。遠方の会社にも依頼できますか?

SEOの作業はオンラインで進められるため、所在地は必須の条件ではありません。ただし、取材や撮影をともなう記事制作や、対面での打ち合わせを重視する場合は、訪問できる距離かどうかが効いてきます。京都で依頼先を探している方は、京都のSEO対策会社の記事もご覧ください。

この記事の投稿者
TMS編集部
TMS編集部
京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。