コラム

LP制作会社の選び方ガイド|費用相場と失敗しない5つの基準とは

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TMS編集部

「LP制作を外注したいけれど、制作会社が多すぎてどこに依頼すべきかわからない」
「デザインは良かったのに、広告経由のコンバージョンがまったく伸びなかった」
「制作会社を変えたいが、次こそ失敗したくない」

LP制作会社の選定は、広告成果を左右する重要な意思決定です。にもかかわらず、費用の安さやデザインの見栄えだけで発注先を決めてしまい、成果が出ないまま予算を消化してしまうケースは少なくありません。

本記事では、LP制作の費用相場から、制作会社を見極めるための5つのチェックポイント、依頼前に自社で準備すべきことまでを体系的に解説します。広告運用とLP制作を数多く支援してきたTMS Partnersの実務経験をもとに、成果につながる制作会社選びの判断基準をお伝えします。

 

目次

LP制作会社とは?依頼できる業務範囲を整理

LP制作会社とは、ランディングページの企画・デザイン・コーディングを専門的に手がける制作会社のことを指します。近年は制作だけでなく、マーケティング戦略の設計や広告運用まで一貫して対応する会社も増えています。

LP制作を外注する際にまず理解しておきたいのは、「制作会社によって対応できる業務範囲が大きく異なる」という点です。

LPと通常のWebページの違い

LP(ランディングページ)とは、広告やSNSなどの流入元から訪れたユーザーに対して、特定のアクション(問い合わせ・資料請求・購入など)を促すことに特化した1枚完結型のWebページです。

通常のWebサイト(コーポレートサイトやサービスサイト)が複数のページで情報を網羅するのに対し、LPはひとつのコンバージョンに向けて情報設計を行います。そのため、LPには通常のWebサイトとは異なる構成力や訴求設計のノウハウが求められます。

LPは「見た目のデザイン」ではなく「コンバージョンの設計図」です。

LP制作会社に依頼できる主な業務内容

LP制作会社に依頼できる業務は、会社によって異なりますが、大きく分けると以下の4つに分類できます。

業務領域 内容 対応する会社の割合
企画・構成 ターゲット設定、訴求軸の策定、ワイヤーフレーム作成 多い
デザイン・コーディング ビジュアル制作、レスポンシブ対応、コーディング ほぼ全社
ライティング キャッチコピー、本文コピー、CTAテキストの作成 半数程度
運用改善(LPO) ABテスト、ヒートマップ分析、CVR改善の提案 少数

制作のみを請け負う会社と、戦略設計から運用改善まで伴走する会社では、成果に対するコミット度が大きく変わります。自社の課題が「LPを作ること」なのか「LPで成果を出すこと」なのかによって、選ぶべき制作会社のタイプが異なります。

広告運用まで対応する会社と制作のみの会社の違い

LP制作と広告運用を別々の会社に依頼しているケースは多いですが、これが成果の出にくい構造を生んでいることがあります。

広告運用会社は「クリック率の高い広告文」を追求し、LP制作会社は「見栄えの良いページ」を納品します。しかし、広告の訴求内容とLPの訴求内容にズレがあると、ユーザーの期待と着地先の内容が一致せず、コンバージョン率が上がりません。

広告運用からLP制作までを一貫して対応できる会社であれば、流入経路ごとのユーザー心理に合わせたLP設計が可能になります。TMS Partnersでも、Google広告の運用データをもとにLPの訴求軸を設計し、広告とLPの一貫性を担保するアプローチを採用しています。

 

LP制作会社おすすめ10選|実績・強み・料金感を比較

LP制作で実績のある10社を、特徴と料金感とともに比較します。各社の得意領域と適合する企業像を理解して、自社に合うパートナーを選びましょう。2026年5月時点の公開情報および第三者比較メディアをもとに選定しています。

1. 株式会社FREE WEB HOPE

  • 強み:1,000本超のLP制作実績、広告×LP×PDCAのセット運用
  • 料金目安:要問い合わせ
  • 適合:広告とLPをセットで運用したい中堅企業

2. デジタルアスリート株式会社

  • 強み:リスティング広告1,800社の実績、データ分析・ABテスト体制
  • 料金目安:要問い合わせ
  • 適合:CVR改善を継続的に進めたい企業

3. 株式会社ニュートラルワークス

  • 強み:3,000社経験、CVR向上重視、改善支援充実
  • 料金目安:70万円〜
  • 適合:制作後の継続的改善まで含めて任せたい企業

4. TMS Partners株式会社(弊社)

  • 強み:LP制作+広告運用+SEOまで一気通貫支援。広告との連動設計でCVR最大化
  • 料金目安:30万円〜(無料診断あり)
  • 適合:LP単体ではなく集客全体を最適化したい成長企業のマーケ担当者

5. 株式会社クロスバズ

  • 強み:行動経済学活用、心理学ベース設計、広告運用一体型
  • 料金目安:68万円
  • 適合:心理学的アプローチで成果を出したい企業

6. 株式会社フルスピード

  • 強み:SEO老舗20年、7,000社実績、オーガニック流入も最大化
  • 料金目安:30〜50万円
  • 適合:SEOとLPをセットで最適化したい企業

7. 株式会社アライバルクオリティー

  • 強み:成果最大化メソッド、A/Bテスト、ワンストップ支援
  • 料金目安:10万円〜(低価格スタート可)
  • 適合:小〜中予算でLPを試したい企業

8. オリクション株式会社

  • 強み:スマホ最適化、美容コスメ300本超実績、短納期5日〜
  • 料金目安:要問い合わせ
  • 適合:BtoCコスメ・美容業界、スピード重視企業

9. 株式会社ZERO

  • 強み:300件超実績、3C分析、SEO〜広告まで一気通貫
  • 料金目安:33〜55万円
  • 適合:分析重視でLPを設計したい中堅企業

10. 株式会社Ryuki Design

  • 強み:楽天特化、4万件実績、撮影スタジオ完備
  • 料金目安:6万円台〜
  • 適合:楽天・EC特化のLPを必要とする企業

LP制作会社を比較するときのポイント

「制作のみ」「制作+広告運用」「制作+継続改善(LPO)」の3タイプで提供範囲が大きく異なります。制作後の改善まで含めて成果を出したい場合は、ワンストップ型を選ぶと施策連動で効果が高まります。費用相場は平均55万円・中央値40万円が目安です。

LP制作の費用相場と価格帯別にできること

LP制作の費用相場とは、ランディングページを外部の制作会社に依頼した際にかかる制作費用の一般的な水準を指します。Web幹事の調査データによると、LP制作費用の平均相場は約55万円、中央値は40万円とされており、依頼範囲や品質によって10万円未満から100万円超まで幅があります。

「いくらかければ成果が出るのか」を正しく判断するには、価格帯ごとに何ができるかを把握する必要があります。

LP制作費用の全体感と費用帯別の早見表

以下は、LP制作の費用帯別にできることを整理した早見表です。

費用帯 制作範囲 制作期間の目安 向いている用途
10万円以下 テンプレートベースのLP。構成・ライティングは自社対応 1〜2週間 テスト用LP、期間限定キャンペーン
10〜30万円 オリジナルデザイン。簡易的なライティング含む 2〜4週間 小規模事業のリード獲得
30〜60万円 戦略設計・ライティング・オリジナルデザインを一貫対応 1〜2か月 本格的なリード獲得・広告連動
60〜100万円 競合調査・ペルソナ設計からLPO改善まで対応 2〜3か月 高単価商材、BtoB
100万円超 ブランディング設計、動画コンテンツ、多言語対応 3か月以上 大規模プロモーション

最も案件数が多く需要が高い価格帯は30〜60万円で、費用対効果のバランスが良い水準です。

見積書で確認すべき費用項目

LP制作の見積書には、制作会社ごとに異なる項目が記載されています。以下の費用項目が含まれているか、または別途発生するかを事前に確認してください。

  • 企画構成費:ワイヤーフレーム、構成案の作成費用
  • デザイン費:ビジュアルデザインの制作費用
  • コーディング費:HTML/CSS/JavaScriptの実装費用
  • ライティング費:キャッチコピーや本文のライティング費用
  • レスポンシブ対応費:スマートフォン表示への最適化費用
  • 修正費:初稿納品後の修正対応費用(回数制限の有無を確認)
  • サーバー・ドメイン費:公開に必要なインフラ費用

見積書に「一式」とだけ書かれている場合、追加費用が発生しやすくなります。項目ごとの内訳が明示されている会社を選ぶことが、予算超過を防ぐポイントです。

追加費用が発生しやすいポイント

LP制作では、以下のケースで想定外の追加費用が発生しがちです。

  • 修正回数が契約上限を超えた場合(1回あたり数千円〜数万円)
  • フォーム連携やCRM接続の技術的な追加開発
  • 撮影・動画制作を制作会社経由で手配する場合
  • 公開後のABテストやLPO改善を依頼する場合

費用面でのトラブルを防ぐには、「制作費に含まれる範囲」と「別途見積もりになる作業」を発注前に書面で確認することが重要です。

LP制作の費用について、さらに幅広い施策の費用感を把握したい方は以下の記事も参考になります。

▶ Webマーケティングの費用相場は?施策別の料金目安と予算の決め方を解説

 

失敗しないLP制作会社の選び方 5つのチェックポイント

LP制作会社の選び方とは、自社の事業目標と課題に合った制作パートナーを見極めるための評価基準を指します。費用や納期だけで比較すると、制作後に「成果が出ない」「改善に対応してもらえない」といった問題が起きやすくなります。

以下の5つのチェックポイントを発注前に確認することで、成果につながる制作会社を選べる確率が大きく上がります。

コンバージョン設計力を見極める方法

LP制作において最も重要なのは、デザインの美しさではなくコンバージョン設計力です。

制作会社の実力を見極めるには、過去の制作実績を見せてもらう際に「なぜその構成にしたのか」「どのような仮説でCTAを配置したのか」を聞いてみてください。論理的に説明できる会社は、成果を再現する力を持っています。

LPのコンバージョン率(CVR)は業界平均で2〜3%とされていますが、適切な設計と改善を行えば5%以上に引き上げることも可能です。Unbounce『Conversion Benchmark Report』の調査では、トップパフォーマーのLPはCVR10%を超えるデータも報告されています。

制作事例のCVRや改善実績を開示している会社は信頼度が高いといえます。

制作実績と得意業界の確認ポイント

制作会社の実績を確認する際は、単純な制作本数だけでなく、自社と同じ業界・同じ商材カテゴリでの実績があるかを重視してください。

BtoB商材のLPとBtoC・EC向けのLPでは、ターゲットの意思決定プロセスや訴求ポイントがまったく異なります。業界知見のない制作会社に依頼すると、ターゲットに響かない訴求になるリスクがあります。

実績を確認する際の具体的なポイントは以下のとおりです。

  • 同業界・類似商材のLP制作実績があるか
  • 制作後の成果(CVR向上率やCPA改善率)を公開しているか
  • 制作事例にクライアントの声やデータが含まれているか

運用改善(LPO)と広告運用との連携体制

LPは「作って終わり」ではなく、公開後の継続的な改善が成果を左右します。

LP最適化(LPO)に対応できる制作会社であれば、公開後にヒートマップ分析やABテストを実施し、CVRを改善し続けることが可能です。LPOの対応範囲(月次レポート、改善提案、テスト実装)を事前に確認してください。

さらに重要なのは、広告運用との連携体制です。広告のクリック単価(CPC)やクリック率(CTR)のデータをLP改善にフィードバックできる体制があれば、CPA(顧客獲得単価)を効率的に下げられます。

TMS PartnersはGoogle Partner認定の広告運用チームとLP制作チームが連携しており、広告データをもとにLPの訴求やCTAを最適化する運用体制を構築しています。

コミュニケーション体制と修正対応の柔軟性

LP制作プロジェクトでは、制作会社とのコミュニケーション品質が最終成果に直結します。

確認すべきポイントは以下の3つです。

  • 窓口担当者の専門性:営業担当と制作担当が別の場合、伝言ゲームになりやすい。ディレクター兼任型の体制が望ましい
  • 修正対応の回数と費用:修正回数の上限と追加費用の発生条件を事前に確認する
  • レスポンスのスピード:問い合わせから初回対応までの時間は、プロジェクト全体の進行速度を左右する

制作期間中にフィードバックを的確に伝えられる体制があるかどうかも、事前のヒアリングで見極めてください。

 

目的別で見るLP制作会社のタイプ分類

LP制作会社のタイプ分類とは、各社の強みや対応範囲に基づいて、自社の目的に合った発注先を見つけるための整理方法です。LP制作会社は大きく3つのタイプに分類できます。

成果重視型(CVR改善にコミットする会社)

成果重視型のLP制作会社は、CVR(コンバージョン率)の向上を最優先に据えた制作・運用を行います。

このタイプの会社は、制作後のABテストやLPO改善を標準サービスとして提供していることが多く、「作って終わり」にならない点が特徴です。費用は30万〜80万円程度が中心で、制作費にLPO改善費用が含まれるケースもあります。

向いている企業:広告を運用中で、CPA改善やCVR向上を明確な目標としている企業

戦略設計型(マーケティング戦略から伴走する会社)

戦略設計型のLP制作会社は、ペルソナ設計や競合調査から着手し、マーケティング戦略全体を踏まえたLP設計を行います。

LP単体の制作ではなく、広告運用・SEO・CRMとの連携を含めた全体最適を提案できるのが強みです。費用は60万〜150万円程度と高めですが、LPを起点としたマーケティング施策全体の成果を引き上げることを目指します。

向いている企業:複数のマーケティング施策を並行して進めている成長企業。LP単体ではなく全体戦略の中でLPを位置づけたい企業

LP制作を「単発の制作物」として扱うか「マーケティング戦略の一部」として扱うかで、成果は大きく変わります。

コスト重視型(スピードと低価格が強みの会社)

コスト重視型のLP制作会社は、テンプレートやノーコードツールを活用し、短期間・低コストでLPを制作します。

費用は5万〜20万円程度で、納期も1〜2週間と短いのが特徴です。ただし、戦略設計やライティングは自社で対応する必要があり、制作後の改善サポートも限定的な場合が多いです。

向いている企業:テストマーケティング用のLPが必要な場合。広告検証のために複数パターンのLPを短期間で用意したい場合

制作会社の選び方全般については、以下の記事でも詳しく解説しています。

▶ ホームページ制作会社の比較ポイント|失敗しない選び方と費用相場を解説

 

LP制作会社に依頼する前に準備すべきこと

LP制作会社への依頼前の準備とは、制作プロジェクトをスムーズに進め、成果につながるLPを完成させるために、発注者側が事前に整理しておくべき情報や素材のことです。

準備不足のまま依頼を進めると、制作会社とのやり取りが増え、追加費用や納期遅延の原因になります。

LPの目的とKPIの明確化

LP制作を依頼する前に、まず「このLPで何を達成したいのか」を明確にしてください。

  • 問い合わせ件数を月間何件獲得したいのか
  • 資料請求の獲得単価(CPA)をいくらに抑えたいのか
  • 既存LPのCVRを何%に改善したいのか

目的とKPIが曖昧なまま制作を進めると、「きれいなLPができたが成果が出ない」という結果になりがちです。KPIを数値で設定し、制作会社と共有することで、制作の方向性がブレにくくなります。

ターゲット像(ペルソナ)と訴求軸の整理

ターゲットユーザーの具体的なイメージを事前に整理しておくことで、制作会社がより精度の高い構成・デザインを提案できるようになります。

最低限整理すべき項目は以下のとおりです。

  • ターゲットの属性:業種、役職、企業規模
  • ターゲットの課題:何に困っているのか
  • 意思決定の基準:何を重視して比較検討するのか
  • 自社商材の強み:競合と比較した際の差別化ポイント

これらの情報があれば、制作会社はターゲットに刺さるキャッチコピーと構成を設計しやすくなります。

競合LPのベンチマーク調査

LP制作を依頼する前に、競合企業のLPを3〜5件は確認しておくことをおすすめします。

競合LPを調査する際は、以下の観点でチェックしてください。

  • ファーストビューの訴求メッセージは何か
  • どのようなCTAを設置しているか(問い合わせ・資料請求・無料トライアル等)
  • ページの長さと構成要素(料金表・事例・FAQ等)
  • デザインのトーン(信頼感重視・親しみやすさ重視等)

競合LPの情報を制作会社に共有することで、「ここは真似したい」「ここは差別化したい」という具体的な議論ができるようになります。

 

LP制作の外注と内製化はどちらが良いか

LP制作における外注と内製化の比較とは、制作リソースの確保手段として「社外パートナーに依頼するか」「自社内で制作するか」を判断するための検討軸を指します。

どちらが正解かは、自社のリソース状況やLPの制作頻度によって異なります。

外注が向いているケースと内製が向いているケース

比較項目 外注 内製
初期費用 30〜100万円(制作費) ツール費用のみ(月額1〜3万円程度)
制作スピード 1〜3か月 即日〜数日(テンプレート利用の場合)
デザイン品質 プロ品質 社内スキルに依存
戦略性 外部の知見を活用できる 自社の商品理解が深い
改善スピード 依頼→制作→納品のリードタイムが発生 即時対応可能
向いている場面 本格的なLP制作、新規事業の立ち上げ テストLP、頻繁な改善が必要な場合

月に数回以上LPを更新する必要がある場合は内製化、年に数回の本格制作であれば外注が合理的です。

ハイブリッド型という選択肢

外注か内製かの二択ではなく、両者を組み合わせる「ハイブリッド型」も有効な選択肢です。

たとえば、初回のLP制作は戦略設計を含めて制作会社に外注し、公開後の細かい改善(テキスト変更、CTA差し替え、ABテスト)は自社のノーコードツールで内製するという運用方法です。

この方法であれば、プロの設計力を活かしながら改善スピードも確保できます。TMS Partnersでも、初回制作を受託した後、クライアントが自走できるようテンプレートと運用マニュアルを提供するケースがあります。

 

LP制作で成果を出すために押さえるべき設計のポイント

LP制作における設計のポイントとは、コンバージョン率を最大化するためにLP全体の構成・導線・要素配置で意識すべき原則を指します。制作会社に依頼する場合でも、発注者がこれらのポイントを理解していれば、制作物の品質チェックや改善の議論がスムーズになります。

ファーストビューで離脱を防ぐ構成の基本

ファーストビュー(ページを開いた直後に表示される領域)は、ユーザーがLPに留まるかどうかを決める最重要エリアです。一般的に、LP訪問者の約50〜70%がファーストビューで離脱するとされています。

ファーストビューに含めるべき要素は以下の4つです。

  • メインキャッチコピー:ターゲットの課題を端的に言語化し、解決策を提示する
  • サブコピー:メインコピーを補足し、具体的なベネフィットを伝える
  • ビジュアル:商品・サービスのイメージが直感的に伝わる画像
  • CTA(行動喚起):問い合わせや資料請求への導線を最初から提示する

「スクロールしないと何のページかわからない」LPは、それだけで大量の離脱を生みます。

CVR向上に直結するフォーム設計と導線

LP全体の構成が良くても、フォームの設計が悪ければコンバージョンは発生しません。

フォーム最適化(EFO)の基本原則は以下のとおりです。

  • 入力項目は最小限に絞る(BtoBの場合、名前・会社名・メールアドレス・電話番号の4項目が目安)
  • 必須項目と任意項目を明確に区別する
  • エラー表示はリアルタイムで行う(送信後にエラーを出さない)
  • スマートフォンでの入力のしやすさを必ず検証する

入力項目を1つ減らすだけでCVRが10〜20%改善した事例も報告されており、フォーム設計はLPの成果を大きく左右する要素です。

公開後のABテストとLPO改善の進め方

LPは公開がゴールではなく、公開後のデータに基づく改善がCVRを引き上げます。

ABテストで効果が出やすい要素は以下の順です。

    1. CTA(ボタンテキスト・色・位置):最も改善効果が大きい要素
    2. ファーストビューのキャッチコピー:訴求メッセージの変更
    3. フォームの項目数・配置:入力のハードルを下げる
    4. 社会的証明(実績・お客様の声):信頼性を高める要素の配置

ABテストは一度に1要素だけを変更し、統計的に有意な結果が出るまで十分なサンプルサイズ(最低100コンバージョン程度)を確保することが基本です。

 

LP制作会社への依頼でよくある失敗パターンと回避策

LP制作会社への依頼における失敗パターンとは、制作プロセスや発注方法に起因して、期待した成果が得られないケースを指します。TMS Partnersが広告運用とLP改善を支援する中で実際に目にしてきた、典型的な3つの失敗パターンを紹介します。

デザイン重視で成果が出ないケース

「デザインがおしゃれだから」という理由で制作会社を選んでしまうと、見た目は美しいが成果の出ないLPができあがることがあります。

LP制作においてデザインは重要な要素ですが、あくまで「コンバージョンを促すための手段」です。デザイン賞を受賞するようなクリエイティブでも、ターゲットに刺さる訴求がなければCVRは上がりません。

回避策:制作会社を選ぶ際、「この制作事例ではCVRがどの程度だったか」を質問してください。デザイン面だけでなく成果面の説明ができる会社を選ぶことが重要です。

制作会社に丸投げして方向性がズレるケース

「プロに任せれば大丈夫」と丸投げすることが、LP制作における最大の失敗要因です。

制作会社は自社商材の専門家ではありません。ターゲットの課題や自社の強みを言語化せずに発注すると、制作会社は一般的なテンプレート的訴求に頼らざるを得なくなります。

回避策:最低限、ターゲット像・自社の強み・競合との違い・LPの目的とKPIの4点を事前に整理し、制作会社に共有してください。この情報があるかないかで、LPの成果は大きく変わります。

広告とLPの整合性が取れていないケース

広告で訴求している内容とLPで訴求している内容が一致していないケースも、成果が出ない典型的なパターンです。

たとえば、広告文では「初月無料」を訴求しているのに、LPのファーストビューには「初月無料」の文言がなく、別のメッセージが表示されているケースです。ユーザーは広告の訴求に惹かれてクリックしたのに、着地先でその訴求が見つからなければ即座に離脱します。

回避策:広告運用とLP制作を同じ会社に依頼するか、別々の会社に依頼する場合は広告文とLPの訴求内容を突き合わせる工程をプロジェクトに組み込んでください。

外注全般の選び方や費用感については、以下の記事でも網羅的に解説しています。

▶ Webマーケティングの外注ガイド|費用相場・選び方・成功のコツを解説

 

まとめ:成果につながるLP制作会社選びのために

LP制作会社の選び方において最も重要なのは、「制作物の品質」だけでなく「成果へのコミット姿勢」を見極めることです。

本記事のポイントを整理します。

      • LP制作の費用相場は30〜60万円が中心。費用帯によって依頼できる範囲が異なる
      • 制作会社を選ぶ際は、コンバージョン設計力・実績・LPO対応・広告連携・コミュニケーション体制の5軸で比較する
      • 依頼前にLPの目的・ターゲット・KPIを明確にすることが成果への第一歩
      • 広告運用とLP制作を一貫して対応できる体制が、CPA改善の近道

LP制作は「発注して終わり」ではなく、公開後の改善も含めた継続的な取り組みです。制作会社選びの段階で、公開後の運用改善まで伴走してくれるパートナーを見つけることが、長期的な成果を生み出します。

TMS Partnersは、Google Partner認定の広告運用チームとLP制作チームが連携し、戦略設計から制作・運用改善まで一貫して対応しています。LP制作の外注先をお探しの方や、現在のLPの成果に課題を感じている方は、まずは現状の課題を整理するところからお手伝いします。

よくある質問

LP制作会社に依頼する際の費用相場はいくらですか?

LP制作の費用相場は、制作範囲によって10万円未満から100万円超まで幅があります。最も需要の多い価格帯は30〜60万円で、戦略設計・ライティング・オリジナルデザインを一貫して依頼できます。テンプレート利用の簡易LPであれば10万円以下でも対応可能です。

LP制作会社を選ぶときに最も重視すべきポイントは何ですか?

LP制作会社を選ぶ際に最も重視すべきなのは、コンバージョン設計力です。デザインの美しさだけでなく、「なぜその構成にしたのか」を論理的に説明でき、過去の実績としてCVR向上のデータを提示できる会社は信頼度が高いです。

LP制作の外注と内製化ではどちらが良いですか?

LP制作の外注と内製化は、制作頻度によって最適解が異なります。年に数回の本格的なLP制作であれば外注が適しており、月に数回以上の更新が必要な場合は内製化やハイブリッド型が合理的です。TMS Partnersでは、初回の戦略設計を含むLP制作を外注し、公開後の改善を自社で行うハイブリッド型をおすすめしています。

LP制作を依頼してから納品までどのくらいかかりますか?

LP制作の納期は制作範囲によって異なります。テンプレートベースの簡易LPは1〜2週間、オリジナルデザインのLP制作は1〜2か月、戦略設計からLPO改善まで含む場合は2〜3か月が目安です。

広告運用とLP制作は同じ会社に依頼したほうが良いですか?

広告運用とLP制作を同じ会社に依頼することには大きなメリットがあります。広告の訴求内容とLPの訴求内容の一貫性が保たれ、広告データをLP改善にフィードバックする仕組みが構築しやすくなります。別々の会社に依頼する場合は、広告文とLPの訴求内容を突き合わせる工程を必ず設けてください。

 

この記事の投稿者
TMS編集部
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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。