SEO対策にオススメの無料ツール11選と有料へ切替える3つの基準
「SEO対策をひとまず自社で行う際に無料で使えるツールはないか?」
「有料ツールを導入しなければSEO対策は無理なのだろうか?」
SEO対策を自社で行う場合、検索順位やコンテンツのチェックなどを効率的に行える有能なツールが知りたいですよね。
この記事では無料で使えるSEO対策のツールを5つの分野ごとに紹介しています。
さらに有料ツールを導入すべきかどうかの基準にも触れていますので、自社のサイト運営の方向性を合わせて検討する参考にしてみてください。
この記事を最後まで読めばSEO対策を効率的に行えるツールのことが全て分かります!
早速使用して自社サイトのSEO対策を実施し、社名の認知や売り上げの拡大に役立てましょう!
- 1.無料で使える!SEO対策にオススメのツール11選
- 2.SEO対策には有料ツールを使用する時の3つの判断基準
- まとめ
1.無料で使える!SEO対策にオススメのツール11選
無料で使えるSEO対策にオススメのツールを紹介します。
SEO対策に欠かせない5つの分野ごとに分けて概要を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
サイトの運営にあたり、検索順位をチェックしたりコンテンツが検索エンジンに評価されやすいかを測ることができるツールばかりです。
まずは無料のものを試してSEO対策を行い、必要であれば有料に切り替えるなどしてみてください。
(1)検索順位チェックツール
まずは無料で使えるオススメの検索順位チェックツールを3つ紹介します。
- 検索順位チェッカー
- SEOチェキ
- SEO TOOLS
自サイトが検索結果においてどの順位にいるのかをチェックし、施策が正しく行われているかの効果の計測を行いましょう。
どれも無料で使用できるのでまずはサイトの立ち位置を確認してみてください。
#1:検索順位チェッカー
検索順位チェッカーは無料で使用できる検索順位チェックツールです。
GoogleだけでなくYahoo!やBeingの検索順位も簡単にチェックすることができます。
検索キーワードも5つまでチェックできるので、とりあえず自サイトの立ち位置をチェックすることができます。
また結果をCSV形式でダウンロードすることができるので、レポート作成を行うことも簡単です。
#2:SEOチェキ
SEOチェキは無料で検索順位や被リンク数、キーワードの出現率を一覧で確認できるツールです。
検索できるのはGoogleとYahoo!、キーワードは3つまでですが無料で使用できるツールとしては十分でしょう。
またキーワードがどの程度サイトに含まれているかの出現頻度チェック、リンクのチェックを同時に行えるのも便利です。
ソーシャルブックマークの登録数なども確認できるので、自サイトがSNSでシェアされているかも確認できます。
#3:SEO TOOLS
SEO TOOLSは検索順位のチェックはもちろん、キーワードの出現率や被リンクの数などSEO対策に重要な情報を解析できます。
検索順位がどの位置か、どんなサイトからリンクをもらっているかなどを解析し、採点してSEOのスコアを出してくれます。
このスコアは自サイトの対策が適切に行われているかの目安になります。
順位を含めた総合的なSEO対策をチェックしたい場合にオススメです。
そのほか有料も含めた検索順位チェックツールはこちらの記事でも紹介しています。
(2)キーワード出現率チェックツール
無料で使えるオススメのキーワード出現率チェックツールも併せて使用しましょう。
- ohotuku.jp
- Funky Rating
キーワード出現率とはコンテンツやサイト内に特定のキーワードがどれだけ含まれているかの割合です。
ダイエットサイトを運営しているのに、ダイエットという単語が使われていなければ検索エンジンにサイトのテーマが伝わりません。
1割程度の比率でキーワードが含まれているのが理想的とされているので、このツールを使ってチェックしてください。
#1:ohotuku.jp
ohotuku.jpはサイトや特定のページ内のキーワード出現率をチェックするツールです。
サイトURLを入力すれば、キーワードの出現率を50件まで一覧表示できます。
キーワード出現率も1%から15%まで自由に設定でき、サイトのキーワードの傾向などを確認するのに便利です。
キーワードが極端に少ない場合はコンテンツを更新し、逆に多すぎる場合は減らすなどの対策をとりましょう。
#2:Funky Rating
Funky Ratingも同様にサイトやページ内のキーワード出現率をチェックすることができます。
ohotuku.jpとの違いは、URLだけでなくコンテンツ内のテキスト内のキーワードの出現率をチェックできる点です。
サイトのコンテンツをライターなどに外注している場合、テキスト貼り付けをしてキーワードが適切に含まれているか確認することができるでしょう。
キーワードが過剰、または不足している場合は調整数も割り出してくれるため、コンテンツの更新の際も便利です。
(3)キーワード調査ツール
無料で使えるオススメのキーワード調査ツールは3つあります。
- キーワードプランナー
- Googleトレンド
- Good Keyword
サイトのコンテンツを作成するにあたり、キーワードの検索ボリュームや競合の強さを計測できます。
あまりに競合が強い場合は複数キーワードを組み合わせることで検索結果の上位を狙うことも可能です。
適切なキーワード選ぶに役立つツールです。
#1:キーワードプランナー
キーワードプランナーはGoogleが提供するキーワード調査ツールです。
キーワードを1つ入力すれば、月間の検索ボリュームや競合の強さを一覧で確認できます。
さらにユーザーが複数の単語で検索する場合の候補も表示してくれるので、コンテンツに含むべきキーワードを選ぶのも簡単になるでしょう。
コンテンツを作る際に必ず使いたいツールです。
#2:Google トレンド
Googleトレンドは直近で検索ボリュームが増えている単語をチェックできるツールです。
急激に検索が増えている単語を取り入れることで、検索流入を増やすことができます。
自サイトに関連するキーワードを入力してユーザーの興味やトレンドを知ることができるため、アクセス増大に役立てられるでしょう。
#3:Good Keyword
Good KeywordはGoogle、Being、Yahoo!で指定した単語の関連キーワードをチェックできるツールです。
例えばワイン、という単語のみで検索すると競合性が高すぎて上位表示が難しいのですが、関連キーワードも含めてコンテンツを作成することで結果上位を狙える可能性があります。
各検索エンジンから関連ワードを抽出してくれるので、メインキーワードに関連するコンテンツを増やす際の目安にもできます。
(4)リンク切れチェックツール
無料で使えるオススメのリンク切れチェックツールを紹介します。
ユーザビリティを重視するのであれば、リンク切れはくまなくチェックしておかなければなりません。
リンク切れがあるとユーザーのアクションの阻害になり、使いづらいサイトになります。
しかしコンテンツが多い場合、全てのリンクを手動でチェックするのは難しいため紹介するようなツールを使って一括チェックしましょう。
#1:リンクチェッカー
リンクチェッカーはサイトURLを入力することで、サイト全体のリンク切れをチェックできます。
トップページのURLを入力すれば、どこのリンクが切れているかを表示してくれ、簡単に修正することが可能です。
リンク切れはユーザビリティを下げ、さらに商品購買などの機会損失にもつながるので必ず定期的にチェックしておいてください。
(5)コンテンツチェッカー
無料で使えるオススメのコンテンツチェッカーを紹介します。
コンテンツチェッカーとはサイトコンテンツの内容を解析し、SEO的に足りない部分をチェックしたりライバルサイトの調査を行うツールのことです。
- ezorisu-seo.jp
- 高評価
上記2つのツールが無料かつ使いやすいので、初めてSEO対策に取り組む際にぴったり。
サイト内のどの部分を修正すれば良いかなどのアドバイスも確認でき、専門的な知識がまだない状態でもSEO対策をある程度打つことができるようになります。
#1:ezorisu-seo.jp
ezorisu-seo.jpはキーワードを入力すると検索上位にあるサイトの傾向を分析してくれます。
ライバルサイトの傾向をもとに、含めるべきキーワードや文字数の目安を提示してくれるので、コンテンツの作り込みや更新時に役立つでしょう。
検索結果を全て確認してライバルサイトをチェックするのは手間がかかるので、こういったツールで時間短縮できます。
結果をCSVダウンロードもできるので、自社コンテンツのSEO対策に役立てましょう。
#2:高評価
高評価は自サイトのURLとキーワードを入力することでSEO対策のスコアを確認できるツールです。
サイト内情報を解析して、必要なキーワードが一定数含まれているか、タグなどが適切に設定されているかをチェックできます。
ライバルサイトの分析と併せて使用することで、自サイトのSEO対策の質を高めることが可能です。
検索エンジンから高評価を得られるサイト作りのためにぜひ使用してみてください。
2.SEO対策には有料ツールを使用する時の3つの判断基準
SEO対策には有料ツールを使用するべきか?という疑問にお答えします。
ここまで紹介したツールは全て無料ですが、有料ツールを導入した方がより詳細なSEO対策を打てるのは事実です。
そこで有料ツールを導入するかどうかの基準を解説します。
- 勉強のためなら無料で十分
- 完璧を目指すなら使うべき
- 使用目的を明確にしてツールを選ぼう
ツール導入に迷っている方はこの3点を基準にしてみてください。
(1)勉強のためなら無料で十分
勉強のためなら無料ツールで十分と言えます。
ゆくゆくはSEO会社に対策を依頼する予定だが、基礎知識を学ぶために取り急ぎ自社でSEOに取り組むのなら無料ツールを利用しましょう。
無料ツールでもSEOの基礎は学べますし、コンテンツチェッカーなどを利用すれば検索エンジンに評価されるサイトの傾向を読み解くことはできます。
取り急ぎSEOを知りたい、ということであれば無料ツールで学ぶのが良いでしょう。
そのほか基礎知識を学びたい場合はこちらにSEOの概要などを紹介しているので、併せて参考にしてください。
(2)完璧を目指すなら使うべき
まずSEO対策において完璧を目指すなら有料ツールを使うべきでしょう。
専門のSEO会社などに対応を依頼することなく自社内でSEO対策を行いたいなら有料ツールを使うべきです。
無料ツールは設定できるキーワードに制限がある場合もあり、サイト運営をまかなうには不足する部分があります。
自社内にSEO対策の専門部署をもうけ、新しく担当者を雇用するなどの体制を整えるのであれば有料ツールも導入しましょう。
(3)使用目的を明確にしてツールを選ぼう
有料ツールを導入するのであれば使用目的を明確にしてツールを選びましょう。
SEOツールにも種類が多くあり、総合的なサイトのSEO施策をチェックするものから内部対策や外部対策など、特定の分野に特化したツールなど様々なものがあるからです。
目的が曖昧なままツールを購入すると、担当者が使いこなせず無駄にライセンス料を払うことにもなりかねません。
自社でSEO対策を行う場合は、目的を明確にして担当者が使いこなせるツールを導入するべきです。
ライバルサイトの分析を詳細に行いたい、検索順位を継続的に計測して比較できるツールが欲しい、など何がしたいのかを確認してからツールの購入をしてください。
まとめ
SEO対策に利用できるツールをジャンル別に紹介しました。
検索順位の確認やキーワード選定、ライバルサイトの調査などに役立つ無料ツール、SEOの基礎を学ぶには最適なので是非利用してみましょう。
また自社でよりレベルの高いSEO対策を行うために有料ツールを導入したい場合は、目的を明確にして予算感や担当者が使いこなせる機能面も重視して購入してください。
SEOツールを導入することで、コンテンツのSEO施策の効果の測定や内容の充実に役立てることができます。
ぜひ今回紹介したようなツールを使用して、サイトのSEO対策を充実させて検索結果の上位を目指しましょう!
その他SEOの概要などをまとめた記事も掲載していますので、ぜひ併せて参考にしてみてくださいね。