コラム

【2024年最新】SEO対策費用はいくら?費用相場やコストを抑えるコツ

お金の使い過ぎ
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TMS編集部

「SEO対策の費用って、いったいどのくらいかかるの?」
「相場がわからないから、見積もりが適正かどうか判断できない…」

SEO対策の費用は会社によって大きく異なり、適正価格の判断が難しいものです。

この記事では、SEO対策の費用相場から信頼できるSEO対策会社の選び方をまとめています

最後まで読めば、SEO対策にかかる費用相場を把握し、適正な予算内でSEO対策ができるでしょう。

目次

1.SEO対策の費用相場とは

SEO対策の費用は、サイトの規模や目的によって大きく変動します。

まずは基本的な費用構造と相場を理解しましょう。

SEO対策の費用構造と相場

  1. SEO対策にかかる基本費用
  2. 【2024年版】費用相場の早見表
  3. 費用が高くなる要因
  4. 費用を安く抑えるコツ

(1)SEO対策にかかる基本費用

SEO対策の基本費用は、サイトの規模や目的によって大きく異なってきます。

一般的な相場は10〜100万円程度ですが、提供するSEO会社や対策する範囲によって大きな幅が生じます。

SEO対策は総合的なコンサル、運用代行、スポット代行など複数の種類があるためです。

次の項目でSEO対策の費用相場早見表を紹介するので、依頼したい範囲とその費用相場を把握しておきましょう。

(2)【2024年版】費用相場の早見表

SEO対策の費用相場を依頼内容別に早見表にまとめました。

SEO対策内容 費用相場
SEOコンサルティング費用 10万~50万円程度
コンテンツSEO費用 5万~30万円程度
内部SEO対策費用 10万~100万円程度
外部SEO対策費用 1万~15万円程度
SEOサイト設計費用 10万~100万円程度

SEOコンサルは月額払いで10〜50万円程度、その他依頼の範囲に応じて費用は変わっていきます。

内部SEO対策費用、外部SEO対策費用、SEOサイト設計費用は一括払いの形態が多いです。

(3)費用が高くなる要因

SEO対策の費用を紹介しましたが、想定よりも高くて驚いた方もいるかもしれません。

費用相場が比較的高い理由は、SEO対策には複数の人員が必要になってくるためです。

例えば、コンテンツSEOを依頼する場合はディレクター・ライターなどを雇用するため、それだけ人件費がかかります。

また、競合の多い業界でSEO対策を行う場合、より多くの費用が必要となってきます。

技術者の人件費が高額であること、また難易度によってはさらに高額な費用が必要な点に注意しましょう。

(4)費用を安く抑えるコツ

SEO対策費用を安く抑えるコツは、自社でできる部分を内製することです。

外注費用が発生せず、雇用している社員の給与の範囲で業務を分担できるため、新たな追加費用がかかりません。

また、SEO対策会社と長期契約を締結すれば月額費用を抑えて契約できるケースもあるので検討しましょう。

2.SEO対策の料金体系と特徴

SEO対策には複数の料金体系があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

自社に合った体系を選択することが重要です。

SEO対策の料金体系と特徴

  1. 月額固定型の料金体系
  2. 成果報酬型の料金体系
  3. スポット型の料金体系
  4. 初期費用の考え方

(1)月額固定型の料金体系

月額固定型の料金体系は、毎月一定額を支払う、最もスタンダードな料金体系です。

予算の管理がしやすく、長期的な施策を実施しやすいメリットがあります。

一般的に月額固定型のプランでは基本的なSEO対策に加えて、定期的なレポーティングや改善提案が含まれることが多いです。

長期的なSEO施策を検討している方や、予算管理しやすいプランで契約したい方へおすすめです。

(2)成果報酬型の料金体系

成果報酬型の料金体系とは検索順位やアクセス数など、具体的な成果に応じて料金が決定します。

成果を出すことで報酬を得る仕組みのため、SEO対策会社のモチベーションが上がりやすいのもメリットです。

ただし、初期費用を抑えられる一方で、成果が出た際は報酬にインセンティブが上乗せされる点に注意しましょう。

(3)スポット型の料金体系

スポット型の料金体系とは、簡単にいえば都度払いでのSEO対策プランです。

プロジェクトの規模や内容に応じて、その都度見積もりが作成されます。

一度限りの技術的な改修や、コンテンツの一括制作などに適しています。

短期的な改善や特定の課題解決を目指す場合に選択されることが多いでしょう。

(4)初期費用の考え方

SEO対策は初期費用がかかることが多いですが、これはサイト診断や戦略立案、技術的な改修など、プロジェクト開始時に必要な費用です。

一般的に20万円から100万円程度の幅があり、サイトの規模や課題によって変動します。

なお、初期費用がかからないSEO対策会社もあるので、比較検討してみましょう。

3.内容別|SEO対策の費用相場

SEO対策は実施内容によって必要な費用が異なります。

目的に応じた適切な予算配分を検討していきましょう。

SEO対策の費用相場

  1. 内部対策の費用相場
  2. 外部対策の費用相場
  3. コンテンツSEOの費用相場
  4. SEOコンサルティングの費用相場

(1)内部対策の費用相場

SEOにおける内部対策とは、サイト構造の改善や表示速度の最適化などを意味します。

内部対策のみをSEO対策会社へ依頼する場合の費用相場は、10〜100万円程度です。

サイト規模が大きいほど内部対策費用も高くなり、また完了する期間も長くなるでしょう。

また、サイト改修規模が大きければ長期間にわたってサイトの改修を進める必要があり、100万円を超えるような場合があります。

SEO内部対策の詳細は、こちらの記事でご覧ください。

(2)外部対策の費用相場

外部対策とは、他サイトからの被リンク獲得や外部メディアへの展開など、サイト外での施策費用です。

例えば、

外部SEO対策の費用は1〜15万円程度で、依頼する範囲によって大きな差が出ます。

なお、外部リンクを専門会社から購入する手法はGoogleでの禁止行為に該当するため、この対策はリスクが高い方法です。

SEO対策会社でも請け負う会社はかなり少ないので、外部リンクの購入を謳っている会社には注意してください。

(3)コンテンツSEOの費用相場

コンテンツSEOとは記事制作やコンテンツ設計など、情報発信に関する施策の費用となります。

コンテンツを拡充させて検索順位の改善を図り、集客する手法です。

1記事あたり1万円から10万円程度で、月間の制作本数やライターのレベル、制作会社の設定している料金によって幅が出ます。

なお、専門性の高い分野や取材が必要な場合は、さらに費用が高くなるので、事前に見積もりを取っておくと良いでしょう。

コンテンツSEOの詳細は、こちらの記事でご覧ください。

2022.09.23

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(4)SEOコンサルティングの費用相場

SEOコンサルティングとは、戦略立案やアドバイザリー業務など、専門家による支援の費用です。

SEO戦略の策定、自社サイトの分析、コンテンツの企画などを支援します。

また、コンサルティング費用には定期的なミーティングやレポーティングが含まれることが多いでしょう。

費用相場は月額10〜50万円程度ですが、サイト規模によっては月額100万円以上になる場合があります。

4.SEO対策の費用対効果を高めるポイント

効果的なSEO対策を実現するには、適切な予算配分と継続的な改善が欠かせません。

ここでは費用対効果を高めるポイントを解説します。

SEO対策の費用対効果を高めるポイント

  1. SEOにかける予算を適切に配分する
  2. 効果測定と改善を繰り返す
  3. ROIを意識する

(1)SEOにかける予算を適切に配分する

SEO対策費用を抑えるには、全体の予算を見据えながら、優先順位をつけて投資を行うことが重要です。

無駄にSEO対策にお金をかけすぎてもリスクが高まりますし、反対に投資を絞りすぎても効果が出ず、集客できないためです。

まずは技術的な改善とコンテンツ制作に予算を配分し、段階的に施策を拡大していきましょう。

サイトの現状分析に基づいて、最も効果が見込める施策から着手することがポイントとなります。

例えば、アクセス数は多いがコンバージョン率が低いのであれば、コンテンツのリライトでコンバージョン率を高めるような施策が必要です。

反対に、コンバージョン率は高いがアクセスが芳しくないのであれば、内部対策で検索順位を上げるような対策が必要でしょう。

以上のように、自社サイトの現状の課題を考えて、優先順位をつけて必要なSEO対策を実施するようにしてください。

(2)効果測定と改善を繰り返す

SEO対策の費用対効果を高めるには、効果測定と改善を繰り返すことです。

アクセス解析ツールを活用し、施策の効果を確認しましょう。

一度に複数の施策を実施すると効果が分かりにくいので、1つずつ進めるのがおすすめです。

なお、効果の低い施策は定期的に見直しを行い、成果が出ている施策へ予算を集中させます。

PDCAサイクルを回すことで、より効率的な予算運用が可能となり、費用を効率よくSEO対策へ回せるようになるでしょう。

(3)ROIを意識する

SEO対策の費用を考える際は、ROIを意識しましょう。

SEO対策はすぐに効果が出るものではなく、長期的な目線で実施する必要があります。

その際に投資効果の目論見がないと、何に対して費用を払っているか分からず、投資を途中で切り上げてしまうリスクがあるためです。

SEO効果によって回収できる利益、それにかかる費用をしっかり確認したうえで、予算を配分していきましょう。

5.SEO対策の見積もり時の確認ポイント

SEO対策の見積もりを依頼する際は、具体的な内容と条件を確認することが重要です。

ここでは主なチェックポイントを解説します。

SEO対策の見積もり時の確認ポイント

  1. 見積もり項目の確認ポイント
  2. 相見積もりのポイント
  3. 契約時の注意点
  4. 支払い条件の確認事項

(1)見積もり項目の確認ポイント

SEO対策会社からの見積書を受け取ったら、具体的な作業内容と、それぞれの実施頻度が明記されているか確認します。

「一式」などでまとめるのではなく、具体的な作業内容とその費用が書かれている会社は誠実かつ信頼できる会社の可能性が高いです。

レポーティングの内容や頻度、ミーティングの回数なども明確にしておくことが大切です。

また、施策によって追加で発生する費用がないか、事前に確認しておきましょう。

(2)相見積もりのポイント

SEO対策会社を選ぶ際は、最低でも3社以上から見積もりを取得し、サービス内容を比較することをお勧めします。

ただし、単純な価格だけでなく、提案内容や実績も含めて総合的に判断することが重要です。

各社の特徴や強みを十分に理解した上で、自社に最適な会社を選定しましょう。

価格が安いからといって、必ずしも最適な選択とは限りません。

サービス内容やアフターサービス、またレポートの回数などをよく比較してからSEO対策会社を決めてください。

(3)契約時の注意点

契約を締結する際は、契約期間や解約条件について、明確な取り決めがされているか必ず確認します。

特に成果報酬型のサービスを選択する場合は、具体的な成果指標と報酬額の計算方法について、詳細な確認が必要です。

また、途中解約時の違約金や、追加費用が発生する条件なども事前に把握しておく必要があります。

これらの条件を見落としてしまうと、予期せぬトラブルの原因となる可能性があるので注意してください。

(4)支払い条件の確認事項

費用に関しては、月々の支払額や支払時期、支払方法について明確にしておくことが重要です。

また、初期費用の支払いスケジュールや分割払いの可否についても、しっかりと確認しましょう。

追加作業が発生した際の請求タイミングについても、事前に確認しておくことが大切です。

支払いに関する認識のずれは、ビジネス関係を損なう原因となりかねません。

上記に齟齬がないように確認を済ませたうえで、SEO対策会社を決めてください。

6.SEO対策会社の選び方

SEO対策会社 選び方

SEO対策会社を選ぶ際は、費用面だけでなく、実績や提案力なども含めて総合的に判断することが重要です。

ここではSEO対策会社選びのポイントを解説します。

SEO対策会社の選び方

  1. 実績の確認方法
  2. 提案内容の評価ポイント
  3. 要注意な会社の特徴
  4. 相性の良い会社の見極め方

(1)実績の確認方法

まず第一に確認すべきは、その会社が実際にどのような成果を上げてきたかという実績です。

過去の支援実績や具体的な成功事例を詳細に確認することは、その会社の実力を見極める上で最も確実な方法だからです。

具体的には、検索順位やオーガニック流入数の改善率、そしてそれらがどのような施策によって実現されたのか資料があれば見せてもらいましょう。

特に注目すべきは、自社と同業種または同規模の企業での実績です。

なぜなら、業界特有の課題や規模に応じた戦略の経験値が、成功の可能性を大きく左右するからです。

SEO対策会社のサービス内容だけでなく、実績面を重視してどこへ依頼するかを決めましょう。

(2)提案内容の評価ポイント

次に重要なのが、SEO対策会社からの提案内容の質と具体性をチェックすることです。

優れたSEO対策会社は、企業やWebサイトの現状を深く分析したうえで、課題の解決策を提案します。

提案書には現状の課題が明確に指摘され、それに対する解決策が具体的なデータとともに示されているはずです。

もしも提案内容に具体性がなく、自社課題がうまく読み取れていないと感じたら、その会社は経験不足かもしれません。

また、短期的な改善策だけでなく、中長期的な視点での戦略が含まれているかどうかも重要な判断材料となります。

(3)要注意なSEO対策会社の特徴

SEO対策会社を選ぶ際は、危険な兆候を示す会社を見極めることも同様に重要です。

特に警戒すべきは、「1ヶ月で必ず上位表示」などの非現実的な約束をする会社です。

このような断定的な表現は、SEOの本質を理解していない、あるいは意図的な誤解を招く営業手法である可能性が高いです。

また、業界相場と比べて著しく安い料金を提示する会社にも注意が必要です。

悪質なSEO対策会社は質の低い対策やリスクの高い手法を使用し、長期的には大きな損失を招くリスクがあります。

(4)相性の良いSEO対策会社の見極め方

最後に、最も重要なのが、その会社があなたの企業と相性が良いかどうかを見極めることです。

SEO対策は短期間の施策ではなく、継続的な取り組みが必要となります。

そのため、担当者との円滑なコミュニケーションが取れるかどうかは、プロジェクトがうまくいくかどうかを決める重要な鍵です。

担当者の説明の分かりやすさ、質問への回答の的確さ、レスポンスの速さなどは、将来的なパートナーシップを予測する上で重要な判断材料です。

また、あなたの事業に対する理解度や、目標達成への意欲なども慎重に確認しましょう。

これらの要素を総合的に評価することで、真にあなたのビジネスの成長をサポートできるSEO対策会社を見つけることができます。

7.SEO対策についてよくある質問と回答

Q&A

SEO対策の費用に関して、多くの企業が抱える疑問に答えていきます。

SEO対策についてよくある質問

  1. SEO対策にかかる費用は最低どのくらいですか?
  2. 費用対効果の判断基準がわかりません。どのように判断すれば良いですか?
  3. SEOを内製すべきか外注すべきか迷っています。どちらが安価に済みますか?
  4. SEO対策で追加費用が発生するケースはどのような場合ですか?

(1)SEO対策にかかる費用は最低どのくらいですか?

最低限のSEO対策を行う場合、月額5万円程度からスタートすることが可能です。

ただし、競合状況や業界によっては、より多くの予算が必要となるケースもあります。

費用を抑えたい場合は無料のツールを活用し、可能な限りの作業を内製することで費用を抑えられるでしょう。

おすすめのSEOツールについては、こちらの記事をご覧ください。

(2)費用対効果の判断基準がわかりません。どのように判断すれば良いですか?

SEO対策の費用対効果の判断はまず、効果測定が重要です。

検索順位やアクセス数の変化を定期的に確認しましょう。

その後、最終的な売上やコンバージョン数の変化と、投資額を比較して判断しましょう。

業界の特性や競合状況によって基準は異なるため、担当のSEO対策会社と相談しながら適切な指標を設定することが重要です。

(3)SEOを内製すべきか外注すべきか迷っています。どちらが安価に済みますか?

内製化の場合、人件費や教育費用、ツール導入費用などが必要となります。

外注の場合は月額費用は高くなりますが、すぐに専門的な対策を始められます。

両者のメリット・デメリットを考慮し、自社のリソースと目標に応じて判断しましょう。

(4)SEO対策で追加費用が発生するケースはどのような場合ですか?

SEO対策において追加費用が発生するのは、大規模なサイト改修やシステム変更が必要になった場合です。

コンテンツ制作の量が当初の予定を超える場合に、追加費用が発生すると考えましょう。

また、外部メディアへの出稿やツールの導入など、新たな施策を実施する際にも費用が必要です。

まとめ

SEO対策の費用は、規模や目的によって大きく異なります。

適切な予算設定と会社選びを行うことで、効果的なSEO対策が実現できるでしょう。

定期的に効果を測定しながら、必要に応じて施策や予算配分を見直していくことが重要です。

まずは自社の状況を把握し、目的に合った適切な投資を行っていきましょう。

適切な費用でSEO対策を実施できる会社をお探しなら、TMS Partners株式会社へご相談ください。

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この記事の投稿者
TMS編集部
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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。