コラム

コンテンツマーケティングの5つのメリットと継続するための3つの方法

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TMS編集部

「コンテンツマーケティングのメリットを知りたい!」
「コンテンツマーケティングに興味はあるけれど、いまいちよく分からない」

お仕事などで初めてコンテンツマーケティングを知った方や、集客を成功するための第一歩としてコンテンツマーケティングを始めてみようと思っている方は、このような疑問を抱えているのではないでしょうか。

コンテンツマーケティングについて理解し実行し続けることで、毎月コンスタントなリードを獲得することが可能になったり、商談の成約率が上がったりと、さまざまな効果が期待できます。

今回は、コンテンツマーケティングの内容や、メリット・デメリット、そして継続するための方法について紹介します。

コンテンツマーケティングについて理解を深めることで、自動的に集客してくれる質の高いリードを獲得することができます。

1.コンテンツマーケティングとは

具体的な方法やメリットについて紹介する前に、まずはコンテンツマーケティングの定義についてご説明します。

コンテンツマーケティングとは、コンテンツによってターゲット顧客を集め、セールスに結びつけることを意味します。

上記図を参考に、コンテンツマーケティングの効果についてご説明します。

まず、見込み顧客が興味を持ってくれそうな内容のコンテンツを作成し、Webメディアで発信します。

発信の方法は、Web上の広告や各種SNSへの投稿、SEO対策を施したブログ記事など、さまざまです。

コンテンツを介して集客されることで、自社サービスの理解が進み、あらかじめサービスに対して興味を持っている見込み顧客を獲得することができます。

その結果、商談まで進んだ場合の成約率が上がり、営業担当の負担を減らせるのです。

また、良質なコンテンツだと評価された場合は、配信した後もコンスタントにアクセスが集まります。

つまり、毎月質の高いリードを集められることができるのです。

上記図の流れが完成すると、コンテンツマーケティングの集客力が大きくなり、さらに新たなビジネスを生み出すことも可能になります。

2.コンテンツマーケティングのメリット5つ

コンテンツによって集客し、セールスに結びつけることができるコンテンツマーケティングではどのようなメリットがあるのでしょうか。

主に5つのメリットが挙げられます。

  1. 質の高いリードを獲得しやすい
  2. 毎月コンスタントにリードを獲得できる
  3. 新たなビジネスモデルが構築できる
  4. 営業担当が疲弊しない
  5. 蓄積されたコンテンツが資産になる

では詳しく説明します。

(1)質の高いリードを獲得しやすい

コンテンツマーケティングのメリットの1つが、質の高いリードを獲得しやすい点です。

質の高いリードとは、コンテンツを通して提供しているサービスを理解しており、またそのサービスが顧客自身の課題を解決する方法であると認知しているため、目的が明確な問い合わせが多く発生することを指します。

飛び込み営業やテレアポなどのアウトバンドでは、顧客の課題が明確ではなく、良いサービスであっても自社にとって必要かどうか判断が難しいため、なかなか聞く耳をもってもらえません。

しかし、インバンドであるコンテンツマーケテイングはコンテンツを介してサービスのメリット・デメリットを知ることができ、さらに事例を知ることで具体的に自社の課題を認知することが可能になります。

つまり、そのサービスを取り入れるだけで、自社の課題を解決することができると確証して問い合わせてくるので、質の高いリードが集まり、成約率が高まるのです。

(2)毎月コンスタントにリードを獲得できる

一旦発信すればコンスタントにリードを獲得できるのも、コンテンツマーケティングのメリットです。

発信されたコンテンツは、削除や非公開にしない限り誰もがアクセス可能です。

つまり、コンテンツが増えれば増えるほどコンテンツを掲載している媒体が強くなり、集客力も強くなります。

例えば、SEOであればメディアが強くなることで月間PV数が上がり、YouTubeであればチャンネルが育つことで視聴回数が増え、Twitterであればつぶやきが増えることでフォロワーが多くなります。

コンテンツが増えて、媒体が強くなることで、安定したリードを獲得することができるのです。

定期的なコンテンツの見直しは必要ですが、一度作成すれば長期的な効果があるのです。

(3)新たなビジネスモデルが構築できる

集めたリードに対して、新たなビジネスモデルを構築できる点もメリットです。

新たなビジネスを構築できるポイントは4つあります。

  1. 集客力を利用できる
  2. 集客したユーザーを分析して新たなニーズに応える
  3. 集客力を活かして広告事業ができる
  4. 自社で対応しきれない受注を他社に依頼することで収益ができる

ではご説明します。

#1:集客力を利用できる

コンテンツが多くの人に認知されることで、アクセス数が大きくなり、より多くの人々へ新たなコンテンツを配信することが可能になります。

つまり、既存のサービスだけではなく、新しいサービスを展開した時にも、コンテンツの集客力を用いてビジネスを加速することができるのです。

コンテンツマーケテイングの集客力を利用することで、一から営業や広告を出して認知してもらう手間を省くことが可能になります。

#2:集客したユーザーを分析して新たなニーズに応える

コンテンツへのアクセス数をグーグルアナリティクスを用いて分析することで、顧客ニーズを洗い出すことができるため、より顧客が求めるサービスを展開することができます。

#3:集客力を活かして広告事業ができる

コンテンツを介して集客が強くなることで、それを活かして他社のサービスを紹介する広告事業を行うことが可能になります。

#4:自社で対応しきれない受注を他社に依頼することで収益ができる

コンテンツによって集まった顧客を他社に紹介することで仲介の役割をすることも可能になります。

このように、新たなビジネスを始めやすい点もコンテンツマーケテイングの強みの一つです。

(4)営業担当が疲弊しない

営業にかかる労力が減り、商談の成約率が上がって営業担当の疲弊を防げるというのも、コンテンツマーケティングのメリットの1つです。

コンテンツが自動的に見込み顧客を集めることで、サービスに興味を持った人へ営業することが可能になります。

結果、負担が大きいアウトバウンドの営業よりも成約率が高くなり、営業担当が苦慮する機会が少なくなるのです。

自社のサービスを取り入れたいユーザーが問い合わせてくるため、営業担当はユーザーの背中を押して契約するのみなので、無駄な営業トークに時間が取られることや拒絶されることが少なくなります。

(5)蓄積されたコンテンツが資産になる

蓄積されたコンテンツが資産になることも、見逃せないメリットの1つです。

コンテンツは削除しない限り、Webに蓄積され、コンテンツを維持する限り評価も更新され続けます。

つまり、コンテンツは一時的な集客だけではなく、この先の集客を見込むことができる資産になるのです。

例えば、広告は広告出稿を止めると集客が止まってしまいますが、コンテンツは更新を一時止めたとしても、Webに掲載され続け、集客し続けるのです。

3.コンテンツマーケティングのデメリットとは

魅力的な要素が多くあるコンテンツマーケティングのメリットですが、デメリットはどのような点が挙げられるのでしょうか。

具体的には、主に3つのデメリットが挙げられます。

  1. 効果が出るまで半年~1年ほどかかる
  2. ディレクション工数が多い

それでは、3つのデメリットについて説明します。

(1)効果が出るまで半年~1年ほどかかる

デメリットは、効果を実感できるまでの期間が半年~1年と中・長期的な施策が必要なことです。

始めたての媒体は認知されないため、認知されるまで根気強くコンテンツを作り続けなければなりません。

そのため、評価が上がるまで、コツコツ配信し続け、継続してコンテンツを蓄積しなければならないため、時間がかかるのです。

(2)ディレクション工数が多い

多くの場合は、外注パートナーと一緒にコンテンツを作り上げていきます。

自社の意図や品質を高めるためには、ディレクション工数が多くなります。

また、コンテンツ内容やコンテンツの指針などを外注パートナーにインプットしてもらう必要がありますので、時間がかかります。

社内で担当する場合も、担当が一人でコンテンツを制作している場合は少ないと思いますので、チームや複数の担当がコンテンツを作成していきます。

コンテンツの内容確認や、方向性を検討していかなければならないため、ディレクション工数がかかるのです。

4.コンテンツマーケティングを継続するための方法とは

コンテンツマーケティングでは、継続してコンテンツを中・長期間作成し続けなければ効果は得られません。

では、どのようにしてコンテンツを継続して配信し続けることができるのでしょうか。

  1. 社内で専任担当を定める
  2. 社外に委託する
  3. 進捗管理を徹底する

では、3つの点についてご説明します。

(1)社内で専任担当を定める

社内で行う場合は、専任の担当者を決めるといいでしょう。

専任を定めることで、コンテンツの月次管理やコンテンツの質担保、さらにコンテンツの分析など、抜け目なく総括することができます。

しかし、作業を一人で担うわけではなく、あくまで広い視点でコンテンツを分析し、計画していく点において、専任の担当者が進めていくことが大切です。

(2)社外に委託する

社内では継続が難しいという場合は、社外に委託するのも方法の1つです。

主な委託先としては以下の2つになります。

  • ライター
  • メディア製作会社

自社のリソースやノウハウに応じて外注先を決めることをおすすめします。

コンテンツマーケティングを理解している人が社内にいる場合は、クラウドソーシングサービスを使ってコンテンツ作成ができる人を探すといいでしょう。

この場合は、ライターやSNS担当者を探します。

社内にコンテンツマーケティングについて理解している人がいない場合は、コンサルティング会社やメディア制作会社に委託して企画してもらうことをおすすめします。

コンテンツマーケテイングについて正しい知識があり、実績が豊富なコンサル会社やメディア制作会社に委託する方が、一から自社でやるよりも短期間で集客を軌道にのせることが可能です。

(3)進捗管理を徹底する

コンテンツマーケティングでは進捗管理が重要になってきます。

画した予定に対して、きっちりとコンテンツを作成し継続していくことが、媒体の評価に繋がるからです。

また、コンテンツ作成が始まってからも、コンテンツへのアクセスは想定の通りなのか、狙った顧客層をターゲットできているのかなど、見直しが必要です。

コンテンツが掲載されている媒体が順調でない時は、すぐにリカバリーを図ることができるよう、進捗管理を徹底することが重要なのです。

まとめ

この記事では、コンテンツマーケティングの内容やメリット・デメリット、継続する方法について紹介しました。

少しずつでもコンテンツを作成し続けることで、コンテンツは着実に資産となり、媒体の集客力が高まります。

コンテンツマーケティングを始めるにあたって、成果を上げるためには各企業の状況に合わせて計画や進め方を検討する必要がありますので、コンテンツ作成や着実に成果が出る方法を知りたい方は、TMS Partners へお気軽にお問い合わせください。

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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。