SEO対策の具体的な方法とツール3選!他社に依頼する際の注意点も紹介
「SEO対策がサイト運営に重要なのは分かるけど、具体的に何をするべきなんだろう?」
「自社でSEO対策をするのと専門の会社に任せるのとどちらか良いんだろう?」
自社サイトの検索順位を上げるためのSEO対策、初めて行う場合は具体的な方法や知識が不足していて難しいと感じるでしょう。
最終的に他社に依頼するにしても自社でもSEO対策の知識やノウハウをある程度育てておかないと、サイト運営自体が難しくなる可能性があるんです。
そこでこの記事ではSEO対策とは何か、自社で運用する際に使えるツール、SEO対策を行う前に決めておきたいポイントなどを紹介しています。
最後までこの記事を読めばSEO対策を自社・他社で行うにあたって必要な情報が得られ、自サイトの検索順位向上の道筋が見えるでしょう!
SEOの概要や仕組みについては以下の記事で詳しく説明しているのでご覧ください。
- 1.SEO対策とは具体的に何をするのか
- 2.SEO対策に必須のツール3選
- 3.SEO対策を自社で行う3つのメリット
- 4.SEO対策を自分で行うデメリット
- 5.SEO対策を専門の会社に任せる3つのメリット
- 6.SEO対策を専門の会社に任せる3つのデメリット
- 7.SEO対策を行う前に実行しておきたい3つのこと
- 8.SEO対策を他社に任せた後の2つの注意点
- まとめ
1.SEO対策とは具体的に何をするのか
SEO対策とは具体的に何をするのかをまずは認知しておきましょう。
- 質の高いコンテンツの作成
- 内部対策
- 外部対策
検索エンジンに評価されやすいサイトを作り、結果上位に表示させるためにはこの3つのポイントを抑えましょう。
(1)質の高いコンテンツの作成
具体的なSEO対策の1つ目は質の高いコンテンツの作成です。
日本で使用される検索エンジンのシェア9割を誇るGoogleは、質の高いコンテンツをユーザーに価値を提供できるサイトを評価します。
そのため情報が不正確であったり、他サイトの焼き直しをしたようなサイトは低品質なサイトとみなされ、検索結果の上位にのることはできません。
閲覧した人が欲しい情報をスムーズに受け取れるサイトの使いやすさ、情報の詳細さなども重視されます。
自社認知の向上や売り上げの拡大の目的の前に、まずはユーザー主体で考えられたサイトを提供することが求められるのです。
SEO対策とはまさにユーザーのために高品質のサイトを作り、公開することと言えるでしょう。
(2)内部対策
具体的なSEO対策の2つ目はサイトの内部対策です。
サイトの内部対策というのは、さらに詳しくいうと下記のようなもの。
- サイト構成を分かりやすくする
- URLを適正化する
- 適切なキーワードをサイト内に盛り込む
詳細を説明するので、自分自身で内部対策を行おうと思っている方は参考にしてみてください。
#1:サイト構成を分かりやすくする
SEOの内部対策1つ目はサイト構成を分かりやすくすることです。
トップページからカテゴリ、その下のコンテンツまでの階層が浅いほど検索エンジンのクローラーロボットが巡回しやすくなります。
クローラーロボットとはWeb上のサイトの情報を集め、検索エンジンのデータベースに保管するもの。
このクローラーロボットがサイトの中をくまなく巡回してくれれば、サイトのテーマがきちんと検索エンジン側に伝わります。
図のようにトップページからコンテンツの階層を浅く単純にするのがおすすめです。
#2:URLを適正化する
SEOの内部対策2つ目はURLを適正化することです。
具体的にはURLを見ただけで内容が分かるURLを提供すると、ユーザビリティも高まりSEO的に評価が高くなります。
例えばおすすめワインを販売しているページを作成する場合は以下のようなURLが適正でしょう。
/reccomend-wine-10/
見ただけでおすすめのワインを10個紹介しているということが分かりますよね。
読みやすいようにハイフンを使用し、認識されやすいURLを提供しましょう。
#3:適切なキーワードをサイト内に盛り込む
SEOの内部対策3つ目は適切なキーワードをサイト内に盛り込むことです。
検索エンジンはユーザーが入力したキーワードから検索意図を推定し、必要な情報が得られるように結果を表示しています。
つまり検索エンジン側に自社サイトが何のサイトなのかを伝えるためにもキーワードを入れておく必要があるのです。
例えばダイエットサプリを売りたいなら、ダイエットというキーワードはもちろんサプリメントや成分名などもキーワードとして盛り込みましょう。
あまりにキーワードを詰め込みすぎるとスパムといって、検索結果上位に表示させるための悪質な手口とみなされてしまうことがあるので注意してください。
目安として10%程度、それ以上になるとキーワードの詰め込みと判断される可能性があります。
コンテンツ内のキーワードの比率はファンキーレイティングというサイトでチェックできるので活用してください。
URLまたはテキストを貼り付けるだけでキーワード出現率を調べ、多すぎる場合はアラートを出してくれます。
しかし適切な比率でキーワードを盛り込むことでSEO対策になるので、ある程度盛り込むことは意識しましょう。
(3)外部対策
具体的なSEO対策の3つ目は外部対策です。
外部対策とは関連性の高い他サイトからのリンクを集めることを意味します。
情報が正確で濃い内容のサイトであれば、自然と他サイトから詳しい内容が載っているページとしてリンクが集まるはず。
関連しているサイトからリンクが多いページは検索エンジンからの評価も高くなるのです。
外部対策として有効なのはまず良質なコンテンツを作ること、それに加えてSNSの活用が有効と言えるでしょう。
自サイトの更新情報をSNSで発信することで、検索エンジンからの流入だけでなくSNSからサイトを閲覧してもらうことができます。
サイトの内容が良質であればユーザーの拡散も期待でき、結果として他サイトからのリンクが増える可能性があるのです。
注意点として人為的な外部サイト、適当に他のサイトを量産して目的のサイトにリンクを貼るなどの行為は検索エンジン側にスパム行為とみなされペナルティの対象となります。
あくまで自然発生的なリンクがもらえるようにコンテンツの質を上げ、SNSを活用してみましょう。
2.SEO対策に必須のツール3選
SEO対策に必須のツールを3つ紹介します。
- サーチコンソール
- Googleアドセンス
- GRC
SEO対策が適正に行われているのかの結果を計測したり、キーワード選定に役に立つツールです。
これらを使いこなすことでPDCAを回し、SEO対策に取り組みましょう。
(1)サーチコンソール
SEO対策に必須のツールの1つ目はサーチコンソールです。
サーチコンソールでは以下のような項目がチェックできます。
- 検索順位の変動
- ページの更新情報をインデックスする機能
- サイトへのリンクのチェック
まず自サイトの検索順位をチェックすることはSEO対策を行うにあたって重要です。
またページを更新・新規公開した際にはサーチコンソールにあるFetch as Googleという機能を使い、いち早く検索エンジンのクローラーロボットをサイトに呼ぶことができます。
クローラーに新しいページを巡回してもらうことで、いち早く更新したページを検索結果に表示させる効果があるのです。
また外部サイトからリンクが貼られているかどうか、またどこからのリンクかを確認することもできます。
SEO対策に必須のツールなのでまず導入しておきましょう。
(2)Googleアドセンス
SEO対策に必須のツール2つ目はGoogleアドセンスです。
先ほどサイトにキーワードを盛り込むことが大事と説明しましたが、適切なキーワードを選ばないと検索結果上位に表示させるのが難しいことがあります。
Googleアドセンス内のキーワードプランナーを使えば検索キーワードの競合の強さを調べてもらえるので、初めは難易度が中程度のものから狙っていくことで徐々に検索順位を上げていけるでしょう。
ユーザーがある程度検索しているキーワード、かつ競合が少ないものを選んでサイトに盛り込むことでSEO対策を行えます。
キーワード決めは非常に重要なので、まずはキーワードプランナーを導入してみてください。
(3)GRC
SEO対策に必須のツール3つ目はGRCというツール。
狙ったキーワードを登録しておけば、Google、Yahoo!、Beingなどの検索エンジンでの順位を一覧でチェックできて便利です。
無料版だと登録できる項目に規制がありますが、有料のライセンスを購入すれば複数のサイトやキーワードでの順位チェックができるようになります。
SEO対策では順位が変動することも当たり前なので、常に動向を探るためには必須のツールです。
まずは無料版で使用感を試してみてからライセンスの購入が必要かどうか判断してみてください。
そのほか検索順位をチェックできるツールはこのページでも詳しく紹介しています。
3.SEO対策を自社で行う3つのメリット
SEO対策を自社で行うメリットを3つ紹介します。
- 実践することで知識がつく
- 費用を節約できる
- PDCAサイクルを回しやすい
サイトを立ち上げたばかりのweb担当者は自分ですべきか会社に依頼すべきか迷っている人もいるでしょう。
後ほど紹介するSEO対策会社に依頼するメリットと比較して、SEO対策の方法を決めてください。
(1)実践することでSEOの知識がつく
SEO対策を自社で行うメリットの1つ目は実践することでSEOの知識がつくことです。
対策会社に任せてしまうとノウハウが定着しづらく、契約期間が終わった後に検索順位が下がった場合対策が打てないこともあります。
その点自社で担当チームや人員を組んでSEO対策を行えば、検索エンジンの仕組みや対策の手法などを1から学べるので知識がつきやすいです。
ノウハウが蓄積できればその後の変動にも対応しやすいでしょう。
自社でSEO対策を実践すると、ノウハウや知識を得られます。
(2)費用を節約できる
SEO対策を自社で行うメリットの2つ目は費用を節約できることです。
人員さえ確保できれば自社内で対応チームを賄えるため、webコンサル会社にSEO対策を依頼するよりも安価で済む可能性があります。
SEO対策会社の予算やサービス内容は格差がありますが、成果が出るか不確定な要素に予算を払うのが勿体無いなら自社でSEO対策を行えばその分の費用を節約できるでしょう。
自社でSEO対策を行えば、コンサル会社に依頼をする費用を削減できます。
(3)PDCAサイクルを回しやすい
SEO対策を自社で行うメリットの3つ目はPDCAサイクルを回しやすいことです。
検索順位のチェックを行い、結果に応じてすぐに社内でサイトの更新や変更を行うことができるのでPDCAサイクルのペースも早く保てます。
対策会社に依頼した場合は、サイトの内容変更やSEO対策の要望を先方に伝えて対応してもらえるまでに時間がかかる可能性があり、即時対応が難しいでしょう。
自社でSEO対策を行うことで検索順位の監視、サイトの変更などを早いペースで行えます。
4.SEO対策を自分で行うデメリット
SEO対策を自分で行うデメリットもチェックしておきましょう。
- 初心者は成果を出すまでに時間がかかる
- 業務と並行して行うので実働時間が増える
- 専門知識がないと難しい部分がある
自社でのSEO対策にはメリットもありますが、この3つのデメリットがあります。
本当に自社で行うべきかどうかを迷っている人はメリットと比較してみてください。
(1)初心者は成果を出すまでに時間がかかる
SEO対策を自社で行うデメリットは初心者は成果を出すまでに時間がかかるということです。
そもそも検索エンジンにサイトの変更が反映され、順位変動に影響するまでには最短3ヶ月程度かかると言われています。
さらに初心者はSEOの基礎知識、HTMLの勉強などを行う必要もあるため最初は成果が出づらいでしょう。
早く成果を出したいという場合は専門のノウハウを持つコンサル会社に依頼した方が早い可能性があります。
SEO対策はそもそも時間がかかるものであり、初心者が勉強から始めるとさらに時間がかかると覚えておきましょう。
(2)業務と並行して行うので実働時間が増える
SEO対策を自社で行うデメリットの2つ目は業務と並行して行うので実働時間が増えることです。
コンサル会社への依頼費用を節約できる代わりに、SEO対策を実施、順位のチェックを行う、研修など業務内容が増えてしまいます。
既存のweb担当チームで対応する場合、サイトの構成などを検索エンジン向けに更新したり、SNSにて外部リンクを獲得できるように情報発信するなどの業務が増えるでしょう。
業務負荷が増えるだけでなく、残業になってしまって残業代がかかる可能性もあります。
人員的に余裕がない場合は自社でSEO対策をすることがデメリットになることがあると覚えておきましょう。
(3)専門知識がないと難しい部分がある
SEO対策を自社で行うデメリットの3つ目は専門知識がないと難しい部分がある点でしょう。
コンテンツの制作やキーワードを盛り込むなどの試みは自社でも可能ですが、検索エンジンの仕組みや採点のアルゴリズムが改定された時に専門知識がないと即時の対応が難しくなることがあります。
SEO対策会社は最新の検索エンジンのアルゴリズムの情報などが入って来やすく、長年のノウハウもあるのでその点の対応がスムーズです。
自社で専門部署を設けて専門的に取り組めない場合、対応が難しくなる時が来る場合があります。
対応しきれない事態が起きる可能性があるのが自社でSEO対策を行うデメリットと言えるでしょう。
5.SEO対策を専門の会社に任せる3つのメリット
次にSEO対策を専門の会社に任せるメリットを見ていきましょう。
- 効率的にサイト運用ができる
- 専門分野を任せられるので時間・人材を節約できる
- 業界のノウハウを熟知している
自社で対策を行うのか専門の会社に任せるのか、メリットを比較してから決めてください。
(1)効率的にサイト運用ができる
SEO対策を専門の会社に任せるメリットの1つ目は効率的にサイト運用ができることです。
webコンサル会社は専門的な知識を持っているので、自社で専門部署を立ち上げたりweb担当の業務が増える心配はありません。
蓄積したノウハウを使ってSEO対策を行うので、自社でSEO対策を行うよりも効率的です。
プロに業務を任せられるので効率が良いのがメリットの1つです。
(2)専門分野を任せられるので時間・人材を節約できる
SEO対策を専門の会社に任せるメリットの2つ目は専門分野を任せて時間・人材を節約できることです。
施策の効果測定、改善などの細かな業務も全て任せることができるので、新たにSEOの知識を習得する時間や人材を割かなくて良くなります。
レポートの作成やPDCAを回した改善策の実行は時間や人材も取られるので、予算的にもかえって安く済むこともあるでしょう。
依頼する会社のサポート内容にもよりますが、SEO対策の面を全て任せられるのがメリットです。
(3)業界のノウハウを熟知している
SEO対策を専門の会社に任せるメリットの3つ目は、業界のノウハウを熟知していることです。
webコンサルやSEO対策を専門的に行っている会社にはSEOの最新情報が集まりやすく、検索エンジンのアルゴリズムのアップデートがあっても対応策などの情報も入って来やすくなります。
順位変動があった際の対応方法も推察しやすいため、素早くサイトの順位を回復する方法を考案できるでしょう。
蓄積したノウハウが使え、業界の情報を掴みやすいのもSEO会社に対策を任せるメリットです。
6.SEO対策を専門の会社に任せる3つのデメリット
SEO対策を専門の会社に任せる3つのデメリットを紹介します。
- 相性の良い会社を選定するのが難しい
- 成果が出るまでにある程度時間が必要
- 費用がかかる
自社で専門チームを組めない、効率的なSEO対策を望む場合はSEO会社を利用したいはず。
選定前にデメリットもあることを覚えておいてください。
(1)相性の良い会社を選定するのが難しい
SEO対策を専門の会社に任せるデメリットの1つ目は相性の良い会社を選定するのが難しいところです。
窓口となる担当との意思疎通が難しい場合は、サイトの更新の要望などがうまく伝わらないこともあります。
レスポンスが遅くスムーズに連絡が取れないなど想定した対応と違うこともあるため、事前に評判などをチェックしておくことが重要です。
自社の要望を叶えてくれる会社の選定が難しいことがデメリットです。
(2)成果が出るまでにある程度時間が必要
SEO対策を専門の会社に任せるデメリットの2つ目は成果が出るまでにある程度時間が必要ということです。
サイトにSEO対策を施した後、その効果が現れるまでに3ヶ月から6ヶ月程度かかるため即効性がありません。
そのため選定したSEO会社が結果を出せる会社なのかを見極めるのが難しく、また早く検索順位をアップして宣伝効果を狙いたい場合にはもどかしい思いをするでしょう。
結果を出せるまでに時間がかかることがSEO対策のデメリットです。
(3)費用がかかる
SEO対策を専門の会社に任せるデメリットの3つ目は費用がかかることです。
月額定額で格安でSEO対策を行ってくれる会社もありますが、サービス内容を充実させようと思うとそれなりの値段がかかります。
自社の既存社員にて対策を行う場合に比べると高額になるケースが多いでしょう。
SEO対策会社を利用するデメリットは自社で対策をするより高額になりやすいことです。
7.SEO対策を行う前に実行しておきたい3つのこと
次にSEO対策を行う前に実行しておきたい3つのことを覚えておきましょう。
- 自分でSEO対策を実施してみる
- サイト運営の目的を明確に決める
- 同業者からSEO会社の評判を聞く
この3つの手順を踏むことで、自社サイトの認知度を高めるSEO対策を適切に行うことができます。
(1)自分でSEO対策を実施してみる
SEO対策を行う前に実行しておきたい1つ目のことは自分でSEO対策を実施してみることです。
最終的に他者にSEO対策を依頼するとしても、自社でもSEO知識を持った担当が成果を確認してPDCAサイクルを回す体制は必要。
そのためにまずは自分でSEO対策を学び、自社内である程度施策を行えるようにしておく必要があります。
コンサル会社との契約が切れた途端に何をして良いか分からない、順位が下がってしまった時の対策が取れないと意味が無いからです。
まずは基礎的なSEO知識を学び、自社でできるSEO対策を実施してみましょう。
SEOの基礎知識や検索エンジンの仕組み、自社でできる対策はこちらの記事で紹介しています。
(2)サイト運営の目的を明確に決める
SEO対策を行う前に実行しておきたい2つ目のことはサイト運営の目的を明確に決めることです。
サイト立ち上げの際に決めた目標に加えて、検索順位をなんのために上げたいのかを明確にし、サイトの構成を見直す、コンバージョンを高めるためのサイトデザインの見直しをする必要があります。
例えば社名はある程度知られているが、新商品の売り上げを拡大したいなら商品のジャンル名で検索上位を狙うべきでしょう。
逆に業界における自社名の認知度を上げたいなら、業界に関連するキーワードで検索結果の上位に自サイトを表示させなければなりません。
目的に応じて狙うキーワードや対策が違う場合があるため、事前にサイト運営の目的をしっかり決めておいてください。
(3)同業者からSEO会社の評判を聞く
SEO対策を行う前に実行しておきたい3つ目のことは同業者からSEO会社の評判を聞くことです。
自社でのSEO対策の運用コストによっては他社に依頼をした方が効率的な場合もあり、その時にスムーズにSEO会社を選定して利用できるようにしておきましょう。
最近はwebコンサルやSEO対策会社は多くありますが、実際に成果を出せる会社はほんの一握り、悪質な業者を選んでしまうと無駄な経費を払うことになります。
それを防ぐためにも同業の会社が使っているSEO会社の評判をチェックし、予算や特徴のほかコミュニケーションがスムーズに取れるか、どの程度の割合で成果が出せるのかなどを調べておきましょう。
SEO会社を選定することも想定し、類似した業界で活躍しているSEO会社の評判をチェックしておいてください。
8.SEO対策を他社に任せた後の2つの注意点
次にSEO対策を他社社に任せた後の注意点も覚えておきましょう。
- 結果を急がないこと
- 検索順位を自分でもチェックすること
この2点を怠るとSEO対策会社に不信感を抱いたり、PDCAがうまく回らなくなる可能性があります。
最終的に自社サイトの運用を他社に任せるなら頭に入れておいてください。
(1)結果を急がないこと
SEO対策を他社に任せた後は結果を急がないことです。
先ほども説明したようにSEO施策を行っても即日検索結果が上昇するわけではありません。
検索エンジンのデータベースにサイトの更新情報が保管され、さらにアルゴリズムによりサイトが評価されて検索結果の順位が決まるまでには時間がかかります。
1ヶ月後に結果が出てないからといって、SEO対策会社の腕を疑ってしまうと関係性が悪化してしまう可能性もあるでしょう。
即効性を求めるならSEO対策よりも広告を出稿した方が効果的。
SEOの成果が出るまでには時間がかかるもの、と認識しておいてください。
(2)検索順位を自分でもチェックすること
SEO対策を他社に任せた後は検索順位を自分でもチェックすることを怠らないようにしてください。
日々検索順位をチェックして成果を確認しておくことでPDCAサイクルが回しやすくなり、また何か変化や更新要望があった際にSEO対策会社に即時に依頼をすることができます。
また対策会社との契約が切れた場合にも、検索順位をチェックして対応するスキームを作っておくことで、その後のサイト運営を楽にする狙いもあります。
自社web担当にて日々検索順位をチェックしておくことは忘れないようにしましょう。
検索順位をチェックするのに利用しやすいツールはこちらで紹介しています。
まとめ
SEO対策を自社で行う方法、また会社に依頼する方法をメリットやデメリットとともに紹介しました。
検索エンジンで評価されて自サイトを上位表示させるには様々な方法がありますが、専門知識がないと難しい点もあるでしょう。
自社の人員の余裕や予算感に合わせて、SEOについて豊富なノウハウを持つ専門の会社への依頼も検討してみてください。
またその際は同業者が利用しているSEO会社をピックアップし、評判を調査してから依頼をすると失敗しづらいでしょう。
早速この記事の内容を参考にSEO対策を行い、自社認知度拡大や売り上げのアップなど目的を果たして事業拡大に役立ててくださいね!